カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

U149 第37話 特別編 感想 

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かなり、というには長すぎるくらい時間が空いてしまいました。

約2ヶ月半ぶりにU149の感想を書きます。追いつくには相当時間がかかるかもしれませんが、まずはこの第37話。

前の話で順デビューが決定した第3芸能課のアイドル達。そんな新たなスタートを控えるみんなの日常のお話です。

 

今回は、以前「アイドルたちのとある一日」編に登場しなかったアイドル達から、桃華、梨沙、舞ちゃん、仁奈ちゃんが登場。この2編を合わせて考えると、唯一千枝ちゃんだけ出てきてないですね。

今後こういう枠のお話がある時は間違いなく登場することでしょう。

 

 

それではお話の中身に入っていきます。

 

紙ヒコーキを折っている仁奈ちゃんと梨沙。2人とも、パパへと送るために紙ヒコーキを折っていたのでした。

仁奈ちゃんの、お手紙に紙ヒコーキを添える発想がかわいくていいですね。舞ちゃんも言ってますけど、間違いなくお父さんも喜ぶことでしょう。舞ちゃんもホントいいお姉さんしてます。

梨沙も普段は強気で背伸びをした言動が多いですけど、パパ関連になると発想が子供っぽくなるのがかわいらしい。口笛まで吹いててホント楽しそう。温かく見守ってあげたい。

私はここまであんまり気にしていませんでしたが、確かにU149の梨沙はパパの話題をそこまで出していませんでしたよね。その理由が仁奈ちゃんだったあたりが優しいですよね。自分は我慢できない、と仁奈ちゃんを褒めてましたし、人の良いところを認められるいい子だなって思います。

 

紙ヒコーキの話題で盛り上がるところに、舞ちゃんが実際に飛ばしてみようと提案。

4人揃って屋上へと向かいます。

個人的には桃華の紙ヒコーキ経験について、梨沙と同じ認識です。お嬢様ってどこまで一般と同じ知識をもってて、どこから認識が乖離するのかわかりません。桃華についてわかっていることと言えば、駄菓子屋へのあこがれでしょうか。

 

屋上には洗濯物を干している途中のちひろさんと響子ちゃん。

ちひろさんはしんげきでも屋上で洗濯物を干してましたね。響子ちゃんは料理がフォーカスされることが多いですし、こうやって違うお手伝いをしている姿が見られて嬉しいです。

 

さて。いよいよ紙ヒコーキ飛ばし。

普段は屋内で飛ばしているみたいで、プロデューサーの頭にヒコーキが突き刺さっている回想も。晴ちんは前にも枕投げでありすにぶつけてましたし、人に対して何かやらかしちゃうことは多いのかもしれません。「やべっ」て呟きが似合い過ぎる。

飛ばしてみたところ、仁奈ちゃんと舞ちゃんは好調。仁奈ちゃんはいわゆるイカヒコーキ、舞ちゃんはグライダーってやつでいいのかな?

一方、12歳の2人が作ったノーマルな感じのヒコーキは不発。負けず嫌いな2人はお互いに対抗、さらに中途半端は嫌だと闘志を燃やすのでした。かわいい。

 

好きに飛ばしたり、教えてもらったりと、それぞれ紙ヒコーキで楽しい時間を過ごしている姿が3コマにわたって描かれます。紙ヒコーキとにらめっこする梨沙がホントこの子らしさに溢れてる。

その中で、桃華は投げ方のコツに気付きます。その手から飛び立った紙ヒコーキは優雅に空をゆきました。

紙ヒコーキが上手に飛ばせた桃華は満面の笑顔。


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なんの混じりっ気もない、心からの笑顔。ただ「かわいい」の一言では表せない良さがそこにあります。

 

自分を見てキョトンとした3人に気付き、桃華は再び普段のおすましスタイルに。この心持ちもこの子の良さなんですよね。一方で仁奈ちゃんが言うように、思いっきり笑う桃華もかわいい。

梨沙も言うように、このあたりはホントありすとよく似ています。2人とも上昇志向が強く、大人らしく振舞おうとする。そして負けず嫌い。そりゃお互いを認め合うライバルになりますよね。

 

ただし、梨沙はありすの姿勢に納得がいっていない様子。桃華だけ名前呼びになっていることに気付いていたんですね。これには私も一理あると思いました。

ありす本人にその気がなくても、人に誤解を与えてしまう。不器用な部分も多くある子ですから、そのあたりでこれから苦労することにはなるんだろうなと思います。でも、だからこそ支えて、見守っていきたいと思わせてくれるのが橘ありすという女の子なんです。

 

ちょっと方向がそれてありすの話になりましたね。本編の話に戻ります。

梨沙は「負けないわよ」と宣言。仲間同士でバチバチやっていくのも実にシンデレラガールズ。改めてU149の物語は先へと向かいだしました。

なお、紙ヒコーキの決着はまだついていない様子。きっとまた何回も飛ばすんでしょうねぇ。

 

 

 

この子達が楽しく笑って日常を過ごしている姿を見るだけで笑顔になれる自分がいます。

そしてその楽しそうな姿を描いてくれている廾之先生に改めて感謝。やっぱりU149大好きです。

 

 

この次のお話からは桃華編へと入りましたし、ちょこちょことこの話の中に前振りだったのかなと思える部分もありました。桃華編についてはまた書きますけど、「なるほど、そう捉えるのか」と目から鱗が落ちる想いです。

桃華編を1つの記事にまとめようかとも思っていましたが、やっぱりへたくそでも長ったらしくても、じっくりと書きたいです。そうやって自分の想いを詰め込んで、このブログを作っていきたいと思います。