カナシブリン

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U149第29話 市原仁奈② 感想

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全員のデビューに向け、第3芸能課のPR動画を作成することになった前回。さてどう取り掛かっていくかというところに舞ちゃんが登場したところまで進みました。

 

 

今回は舞ちゃんに続いて小春ちゃんがやってきたところから始まります。

「舞ちゃん~♪」

春ちゃん天使か。この空気感は癒されますね。U149開始以来小春ちゃんがどんどん好きになる。

 

場面が切り替わり、改めてプロデューサーから舞ちゃんが本格的に合流することが発表されます。子役の経験があることについてもプロデューサーが触れていました。そしてここでもやっぱりしっかり者ですね。後のシーンですけど、晴ちんの思うノートを残したしっかり者のイメージに舞ちゃんも入っていました。

プロデューサーは前日にいなかったメンバーには連絡を入れていたようです。それを受けて、ありすが自分の調べた結果から「早めに撮影のイメージを共有するべき」と提案します。こういった事前準備を欠かさない姿勢は間違いなくありすの長所。大事にしていってほしい。

この後のありすとプロデューサーとのやりとりに、初めて見る舞ちゃんはビックリ。自分は千枝ちゃんみたいに慣れました、というかそこがありすらしさだとも思いますけど、小学生に大人が怒られる構図って普通ビックリするものでしょうね。でもこの凸凹感が心地いい。

 

続いてテーマの統一について決定していきます。ここではプロデューサーが以前オープニングアクトで歌って踊った曲をPVに使うことを提案。歌とダンスはアイドルの基本イメージです。準備期間がほとんどないこと、全員を同時に撮影することが難しいことを考えると、自分が考えられる範囲でもこれ以上ない選択だと思います。オープニングアクトの時、一緒にレッスンをしていなかった2人を気遣えるところまでこのプロデューサーらしいですね。その舞ちゃんは、練習したので踊れる、と言いました。この言葉は後ろまで読んで見返すと少し捉え方に深みが増します。

次の問題は撮影場所。ダンスを問題なくできて、常にその場所を確保できる場所。撮影のために通行人なんかの邪魔が入らないことを考えると、なかなか難しい問題だと思いました。ただ、こちらもプロデューサーの提案によりあっさりと解決。

プロデューサーがみんなを連れてきたのは屋上。彼いわく、普段から撮影で使っているそうです。でも、みんな屋上に来ること自体は初めて。仁奈ちゃん、落ちないように気を付けてね。

早速この日からメンバーの撮影が始まりました。

 

翌日、事務所には仁奈ちゃん以外前日と違うメンバー。ありす達が作った連絡ノートと、仁奈ちゃんの話を聞いてこの日も撮影開始。プロデューサーは営業だったので、監督役はちひろさん。子供達だけで屋上の使用をさせないあたりしっかりしています。柵があるとはいえ、ダンスでは体を動かしますし、何かあったらいけませんからね。

さらに翌日、この日はまだ撮影が始まってから来ていなかった桃華と梨沙も来ています。連日来ている仁奈ちゃんのおかげでノートの受け渡しもすんなりいきました。

 

さらに翌日、この日で5,000再生の期限まであと10日となります。

事務所にやってきた仁奈ちゃんは、入り口の前で立ち止まっている舞ちゃんを見つけます。仁奈ちゃんに声をかけられ、ビックリする舞ちゃん。

舞ちゃんは、合流に当たって少し不安を感じていたみたいです。オープニングアクトを務めた時、誰かが見ている描写がありましたね。てっきり次の回で登場した千佳ちゃんかと思っていましたが、今回の舞ちゃんの姿を見ていると、あれは舞ちゃんだったように思います。

合流初日の「みんなと早く踊れるように」という言葉の裏には、きっと自分がみんなより遅れての合流になったことへの不安もあったことでしょう。みんなと一緒にレッスンをやってきた千枝ちゃんでさえ置いて行かれることに怖さを感じていました。まだ合流していない状態だった舞ちゃんが、他のみんなが一足先に歌って踊る姿を見て不安に思うのも無理はないですよ。でもこのマジメさ、しっかり者なところが舞ちゃんのいいところでもあります。

「中に入る時は私もしっかり頑張ろうって ちょっとだけドキドキしちゃうんだー」

そんな不安の表現に、舞ちゃんの優しさと柔らかさを感じました。だからこそ生まれた仁奈ちゃんの「おそろい」という言葉。

こんな風に笑顔で、一緒にやっていけることが嬉しい、頼れるお姉さんが増えた、そう言ってもらえたらどれだけ心強いことか。笑顔の舞ちゃんは仁奈ちゃんと共にみんなとの日々へ向かいました。

 

そして期限まで9日を残してPR動画が完成。ここまでが第29話でした。後はデビューに向けて再生数を伸ばせるかが焦点になってきそうです。

 

コメント欄では撮影3日目に梨沙が晴ちんに怒っていた日常の風景が鍵になるのでは、という意見をチラホラ見ました。なるほど、と私も思いましたのでその辺を楽しみにしています。

そしてなんといっても、この話はタイトルが市原仁奈となっています。これまでの2回で仁奈ちゃんが第3芸能課での日々を楽しんでいることが描写されてきました。仁奈ちゃん編として、どういった締めくくりになるのでしょうか。次回でこの章が終わるのか、あるいはもう少し話が続くのかはわかりませんが、話の落としどころに注目していきたいと思っています。

 

 

最後に今回の個人的ベストショット。

 
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いつもならありすになることが多いですが、今回は千枝ちゃん。ここ最高でした。