カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

U149第28話 市原仁奈 感想

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今回から久しぶりにアイドルの名前を冠した章に入りましたね。スポットが当てられるのは仁奈ちゃん。同時に、第3芸能課の今後の活動にも大きく関わってきそうなお話です。一番最後にはあの子も登場しました。

 

それでは内容について書いていきます。

千枝ちゃん、みりあちゃんの5年生2人と事務所へ来た仁奈ちゃん。みんなと何をしようかなー、いつもワクワクなど、とっても楽しそうな姿を見せています。今回の仁奈ちゃんは全体を通して、みんなと何かするのが楽しい、そういったことを多く言っています。このあたりが次回以降に重要になってきそう。

3人が第3芸能課へ入ると、そこには机に突っ伏してぐったりとするプロデューサー。口からポムポムってこのことか。

 

冗談はさておき、プロデューサーは会社にデビュー案を通すために戦ってきた後でした。プロデューサーが目指すは全員揃ってのデビュー。ただ、人数が人数ということで、その案には条件が付けられました。それは、2週間の間で自分達のPR動画を作って5,000再生を達成すること。少しでも早く始動する必要があるので、今いる人から伝え始めます。この日は最初の3人に加えて桃華、梨沙の5人。

プロデューサーは条件に5人が尻込みしないか心配していましたが、それは杞憂に。5人はそれぞれ前向きに考えていました。勝気さと前向きなところもあるでしょうけど、梨沙の「アンタが持ってきた条件でしょ!」からは、プロデューサーを信頼しているんだろうなってのも伝わってきます。自分たちならできるって思われているからその条件にを受けた、そう思っているんじゃないでしょうか。

 

この時プロデューサーが交渉している相手って、多分2話で登場した第1芸能課の先輩ですよね。上司にあたるんでしょうか。実際に上司と言い切っていいものか悩んだので、上ではデビュー案を通す相手を「会社」にしています。

この先輩の言う通り、確かに全員揃ってのデビューは実際なかなか厳しいでしょうね。会社の方針としては、まず注目を集められそうな子からデビューさせていくと思います。現実だとジャニーズが例になるんじゃないでしょうか。的を外しているかもしれませんが、ジャニーズジュニアの同期を全員同時にデビューさせるかって言ったら、それはまず間違いなくないでしょう。「甘いなぁ…」という心のつぶやきにも同意せざるをえません。

ただ、プロデューサーの言うように、みんなだからこそのメリットもあります。それは対応力。さらに、ここまででプロデューサーとアイドルたちで現場である程度の地盤も作れているようですね。先輩もこのプロデューサーの発想を買っているみたいですし、頭ごなしな否定もされませんでした。「小さいクセに発想はデカい」みたいな言い回し好きです。「山椒は小粒でもピリリと辛い」的な。ちょっと違うか。

 

このデビュー云々のやりとりの中でもう1つ気になった点が。

デビューって聞いて、仁奈ちゃんがピンとこないのはわかるんですけど、ここで桃華もあんまりピンときていない感じでしたね。ここまでメンバーの中でも考えが特に大人びていたので、意外でした。

 

カメラも登場し、さっそく撮影の練習を始めます。ただ、みんなイメージ通りにはうまくいきません。

カメラって静止画でもなかなかうまくいくものじゃないですよね。動画ならなおさらです。手ブレ、アングル、ピント…桃華も言っていますけど、改めてカメラマンさんの凄さがわかります。

ただ、2週間の内に5,000再生も達成しないといけませんから、カメラに慣れることばかりには時間を使えません。梨沙はこれからしばらく居残りをすることを宣言。みんなも同意します。保護者への連絡と承諾はプロデューサーのお仕事ですね。

 

2日目は初日にいた千枝ちゃんと仁奈ちゃんに加え、ありすが来ました。そのしっかり者ぶりは第3芸能課でも随一。普段からタブレットも持ち歩いていますし、電子機器慣れもしています。梨沙同様にアイドルとしての映り方の研究もしているでしょうし、動画撮影において大事な存在になってきます。

そして今日誰が来るのかを確認しようとしたところで、福山舞ちゃんが登場!次回へ続く、という幕引きでした。

 

 

この前の千佳ちゃんに続き、舞ちゃんが新たに登場。第3芸能課全員でデビューするのは、まだ本編に登場していない子もデビューするってことですからね。展開がどうなるかはわかりませんが、既所属アイドルはこのタイミングで出揃う必要があるんじゃないでしょうか。

色々とこれからの登場アイドルも予想されていますが、どうせ外れる私は何も言わないでおこうと思います。

 

今回からのお話、動画撮影とノルマはこれまでのシンデレラガールズ作品でも描かれてきたものです。

まずは動画撮影。これは765さんのアニメの第1話がそうですし、シンデレラプロジェクトのアニメだと第4話がそれにあたります。CPではNGが自分たちでカメラを回してみんなを撮影していましたね。

ノルマについては、WWGでノーティーギャルズがデビューするために、プロデューサーが部長からとある条件を課されます。こちらは現在週刊再連載中ですし、どんな内容かはここには書きません。ただ、この解決がなかなか独特かつWWGらしいものでしたので、このU149ではどのようにして目標をクリアするのかに注目しています。あのクリアはWWGにしかできない。

 

 

仁奈ちゃん編として、仁奈ちゃんの何について描かれるかについてもはっきりとは見えてきませんし、みんなのデビューのこともあります。次回以降、どう展開していくのでしょうか。