U149第31話 市原仁奈④ 感想
明日はこどもの日。ちょうどその日にU149の更新日が重なったのは面白い巡り合わせですね。
それでは振り返りに入ります。
前回は仁奈ちゃんの一言から、PR動画をもう1本撮ることになりました。そこで最初に撮影した動画の問題点を洗い出そうとするところから始まる今回。
おずおずと舞ちゃんが手を挙げます。彼女が提案したのは、「先輩達にアドバイスを聞きに行く」ことでした。感心する仁奈ちゃんと、ルール違反にならないか心配するありすと梨沙。プロデューサーに判断を仰ぎます。
しかし、プロデューサーからGOサインが出たので行動開始。
場面は変わり、自動販売機の前。インディゴ・ベル2人ののんびり中に、打ち合わせを終えた美優さんがやってきたところでした。
そんな美優さんに突進して抱き着いたのは仁奈ちゃん。イノシシでごぜーますからね。ビックリした美優さんと、その後ろではじめましてのご挨拶をするインディゴと舞ちゃん。お互い礼儀正しい。
舞ちゃんは以前から業界にいるわけですし、こういったところはきっちりしてそうなイメージがあります。そうでなくても委員長気質ですからね。
どうしたの?と聞く美優さんに、本題を切り出す4人。美優さんはいくつかのアドバイスをくれました。また、最初の動画も見てくれていた美優さん、可愛らしい動画だったと言ってくれました。
仁奈ちゃんを膝の上に乗せてる美優さんホント素晴らしい。綺麗やらかわいいやら、どの言葉で表現すればよいか迷います。
一緒にいたインディゴの2人も、自分達で動画を撮った時のことを話してくれました。宣伝も全て自分達でやるのが大変だったと話す歌鈴ちゃん。その言葉に、本来アイドルがやる仕事ではない宣伝や編集をどうして自分達でやるのか、そんな疑問を梨沙が呟きました。
それに対して2人は、一から全部やってみたから分かったこともあると言います。
すごく藍子ちゃんと歌鈴ちゃんらしい言葉だと思いました。もちろん、どのアイドルも周りへの感謝を持って日々を過ごしているとは思いますが、この2人は特にそういった想いが強いように思います。
ドジっちゃう分、藍子ちゃんを含めた周りにカバーしてもらうことも多い歌鈴ちゃん。[まごころプレゼント]やデレステのヴァルキュリアコミュなど、周りの人を大切にしている姿が印象的な藍子ちゃん。
そして2人が持つ優しくてのんびりとした雰囲気がこの言葉の説得力を増してくれます。
2人の言葉を補強するかのように、「それを学ぶことも目的かもしれませんね」と話す美優さん。この言葉は4人に響いたようです。
この後、3人の言葉を補強するかのように、莉嘉とメアリーが登場します。共に高めあうライバル、そして進むために必要なことを教えてくれる先輩。ここで登場した5人は、ここでいう色んな人達の代表なのかな、そう感じました。
少し流れに反した話題を挟みますが、ここでもきっちりゆるふわ空間を発揮する藍子ちゃんかわいい。もっとインディゴ・ベルを見たい。
話を戻します。
三船さんにアドバイスのお礼をして、第3芸能課へ戻る面々。その間際、美優さんへと向き直る仁奈ちゃん。
目をキラキラさせながら、「美優おねーさんともまたお仕事してーです!」。両手を上げながら言う姿が本当に仁奈ちゃんらしいですよね。
指切りをして約束する2人。いい…笑顔です。ただ、仁奈ちゃんは「キグルミ」着るですよ!と、美優さんにとって不穏ともとれる言葉を残して走っていきました。
仁奈ちゃんの温かい手に励まされた美優さん。同様に、ありす、梨沙、舞ちゃんの3人も、その姿に励まされていました。
梨沙の「年下の仁奈があんなに張り切ってんだから」という発言。奏・ありすP的には少し面白い見方もできます。
デレステの「咲いてjewel」のコミュでのこと。ちょうどこの仁奈ちゃんの立ち位置にありすがいて、最年少のありすが一番頑張っていたからみんな頑張れた、そう奏が言っているのです。媒体で立場が変わるのが面白いですね。
そして3日後。いよいよ期限まではあと4日です。
撮影以外のお仕事を片付け、今日と明日は撮影を手伝えると意気込むプロデューサー。そんな彼が第3芸能課のドアを開けたところ、そこにはしょぼーんとした仁奈ちゃんの姿が。
ずっと笑顔で楽しく頑張ってきたになちゃんのしゅーんとした姿に心配するプロデューサー。机に手をつき、目線を合わせて話を聞こうとします。
ここまでが第31話でのお話。次回、仁奈ちゃんが何に対してしょぼんとしていたのか、まずそこが気になります。あれだけ頑張っていたのに、何があったのでしょうか。これまでの話ではまったく読み取れませんでしたので、素直に更新を待ちたいと思います。
今回は最後に作者の廾之先生が更新後にしたツイートを2つ拾いたいと思います。
今回のお話は結構前からやりたかった事をいくつか組み込めたので今後も頑張りたい!
— 廾之 (@kyow_no) 2018年4月20日
このやりたかったことってなんでしょうかね。表現者の意図を読み取ることも楽しみとしてる身としていますので、少しでも自分が書いたところがかすっていたら嬉しいです。そして単行本あとがきにも期待。
そういえば今回のお話は第3課のメンバーに加えて晴回と千枝回、ロケ回にそれぞれ登場したアイドルが同じ空間で会話してるんですよね。
— 廾之 (@kyow_no) 2018年4月20日
私がシンデレラ描いていて楽しいなって思う要素のひとつだったりします。
色々なアイドルが1つの世界にいる、そんな多様性があるシンデレラガールズだからこそ自分は好きになったと思います。自分は描いていて楽しいという感想を持ちようはありませんが、なんとなく先生の言っていることがわかるような気がしました。
あと、涼さんのストーリーコミュ追加おめでとうございます。
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