カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

シンデレラ☆ステージ6STEPに行ってきました

もはや先月の話になりますが、3月11日に神戸国際展示場にて開催された「シンデレラ☆ステージ6STEP」に遊びに行ってきました。

 

シンデレラ☆ステージ6STEP

 

これまではほとんどファン界隈の二次創作についてブログで取り上げてきませんでした(おそらく初期に1回くらい)けど、今回初めて同人誌即売会なるものに行ってきたので、その報告です。

こういったイベントに行くこと自体が初めてでガチのマジな初心者ですので、記事の前半は同じような立場で、これから行ってみたい、という方にとっても参考になる内容になればいいなと思います。

 

 

まずイベント当日について話す前に、事前準備について。

入場には1人1冊カタログが必要です。こちらは事前に購入しておくか、もしくは当日入場前に購入するかの二択になります。

事前に入手する場合は「とらのあな」さんか「メロンブックス」さんの通販、後は店舗で販売しているところもあるみたいです。今回の場合だと、通販の委託が約1,300円、当日が1,000円でしたので、お値段としては当日の方が安く上がります。ちなみに私は事前に買い損ねたので当日の購入でした。正直事前に買う必要ってそんなにあるのかな、とも思っていました。

ただ、実際に行ってみると事前にカタログをチェックできた方が色々とスムーズにいく場面も多かったなと思います。

様々にブロック分けがしてあるわけですけど、初めての参加ではどの辺でどのアイドルが中心になっているか、Twitterなどでチェックした行きたいサークルの場所がどこか、等がわかりませんでした。この影響で、回る上ではかなり不自由しましたね。

人気サークルの本を確実に確保したい、効率良く回りたい、と思えば事前の入手はマストと言ってもいいでしょう。

 

もう1つ、小銭について。

どこかでマナーとして、こういったイベントはお釣りが大変だから小銭をちゃんと準備していくように、と見た記憶があったので3,000円分+財布に入っていただけの100円玉を持っていきました。結果としてはこの数で事足りたので問題無し。ここはどれくらい買おうと考えているかで変わりそうですね。

お釣りについてはサークルさんも対策をしているのか、価格は500円のところが多く、1つのところで2冊買うのであれば千円札でも良さそうです。もしくは500円玉を持っていけばそこまでジャラジャラしないかも。あるいは、コインケースを持っていればそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。そこらにある両替機だと基本的に100円玉への両替ですので、500円玉を多く用意する場合は銀行へ行きましょう。

小銭の結論としては、500円玉中心に準備しつつ100円玉も多いに越したことは無い、ってところでしょうか。もちろん500円ではないところもありますので、確実に買いたい分+アルファは容易しておくのが望ましいんじゃないでしょうか。衝動買いが多い方はそのアルファをかなり多めにとっておきましょう。

 

さて、当日。

私は神戸に住む友人の家に宿泊していたので、そこから電車で三ノ宮へ。普通はそこからポートライナーに乗るのがいいんでしょうね…私は歩きましたが。だって往復ケチればその分一冊買えるし…。ちなみに歩く場合は三ノ宮駅から1時間弱見ておけばいいと思います。

4th神戸公演の舞台となった神戸ワールド記念ホールをちょこっと見てから待機列へ。ワールド記念ホールは一種聖地とも言える場所ですし、近くに行くなら是非見ておきたかったんです。ちなみに私を泊めてくれた友人は神戸大の入学式で中にも入ったと言ってました。中に入る用があったのがちょっと羨ましい。

 

そして待機列へ。列に並んだのは多分11時くらいだったと思います。どのくらい人がいるのか全くつかめずに参加したわけですが、正直予想以上に多かったです。実際にどのくらいの動員かはわかりませんが、いつものシンデレラのライブくらい並んでいたように感じました。列整理はしっかりしていらしたので、そこは安心。

いよいよ入場開始。入り口前でカタログ所持者と購入者で一旦分かれてからの入場。カタログを持っていると、ここでもかなりスムーズに入れます。

 

いざ入場。人の多いこと多いこと。

今回は初参加で勝手もわからないので、片っ端から回ってみようと始めから考えていました。まずは左半分から回っていきます。

入ってすぐ左は運営スペース。そこから人の波をかき分けて左端と中央通路を1列ずつ行ったり来たり。その中で、コミケとかで良く聞く「壁サークル」の意味を理解しました。大手サークル、行列が見込まれるサークルを端へ持っていくのは確かに理に適っています。

ちょこちょこと気になる同人誌を見つけつつ、一回目はとりあえずスルー。全部回ってから後でまた買いに来ようと思っていました。予算も限られていますしね。これがのちに1つ後悔を生むことに。

奥に着き、右側へシフト。今度は入り口側へ戻りながらまた列を回っていきます。ここで事前から購入を決めていた本を何冊か購入。右の壁沿いに2箇所ありました。

全部回ったところで気になったところを整理。改めてそこへと向かいます。ここで1つ誤算が。奏メインのサークルさんが集まっているところへ行ったのですが、目をつけていた作品が完売に。後悔先に絶たずとはこのこと。気になった時点で買っていれば…。

最終的に奏本をメインとして7サークル8冊を入手。どんな作品を購入したのかはまた後で書いていきます。

 

一区切りしたところで、これまでいた2号館から1号館へ。2号館はサークルの出展がメインですが、この1号館は飲食スペースとコスプレのスペース。コスプレの方はほとんど見ていないので、ここでは何も書けません。

飲食スペースではいくつかの出店が出ていてビックリしました。ホントにお祭りみたいです。カタログによれば、界隈では有名なお店だそうですね。ここの売り子さんもコスプレをしていたのはこういったイベントならではでしょうか。

また、このスペースではデレステプレイ解説会も行われていました。私はあんまり見ていませんけど、結構な人だかりでしたね。攻略解説ができるほどの人ってすごいと思います。プロデューサーですし、研修会と言ってもいいかもしれません。

 

 

この後、もう少し会場内をブラブラしてから撤収。13時前くらいだったでしょうか。後で気付きましたが、しおり企画のことをすっかり忘れていました。人込みで疲れてましたからね…もう少し待てば良かった。

 

帰り際に入り口付近で1枚パシャリ。


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以上が私のシンステ初参加レポートです。

こうしてライブ以外でたくさんのファンが集まって、その熱を表現している場所には初めて行きました。自分の想いを形にするっていいですね。今の自分では絶対に無理ですけど、いつか発信する側として参加してみたい、そんな小さな火種も生まれた気がします。だからといって二次創作の手が捗るわけではないんですけども。

同人誌についても、以前から委託で買うことはありましたが、やはりこうしたイベントはそれだけでは出会えないたくさんの出会いがあります。特に小説形式。自分は文章の同人も結構好きなんですけど、そういった作品はなかなか委託では出会えないんですよね。実際、購入した文章タイプの2冊はどちらも心に響きましたし、改めて行って良かったと思います。

 

 

以下は私は購入した本の感想です。Twitterで書いたヤツにちょっと注釈を加える感じで。興味無い人はスルーしちゃってください。以下は対して役立ちそうな内容ではありません。

 

 

実はこの作品が一番楽しみでシンステに行ったフシもあります。こんな未来と現在が自分にもあればなー、とは思わずにはいられません。

あと、個人的には作者が女性でビックリしました。知らんかった…。

 

 

 

ここまで自分のイメージする奏とフレちゃんに合致するとは思いませんでした。最近奏と他のアイドルについて書こうかなと思っているので、そこでも色々と書きたいと思います。

 

 

 

未央本が多いコーナーで偶然出会った作品。購入した時に、「奏Pに手にとってもらえて嬉しい」と言ってもらい、自分も嬉しくなりました。

改めて、キャラの特徴を捉えて描写できるってすごいと思います。自分はいまだに自信ない。

 

 

 

奏の弱い面を支えてくれるのはフレちゃんなら、奏の長所を存分に引き出してくれるのは加蓮だと自分は思います。ユニットとしてもモノクロームリリィが一番好き。

そんな2人の本なので迷わず購入。そんなに積極的に百合要素がメインの作品を見ることはありませんけど、このくらいの関係ならむしろ美味しいくらい。甘酸っぱくて、見ていて微笑ましくなるような関係でした。

短編集で色々なお話が読めたのも嬉しかったですね。

 

 

 

今回購入した中では唯一のイラスト本。コミュ症気味なのでサンプルを見せてもらうために声を掛けるのすらためらいましたが、素敵な作品に出会えて良かったです。とても優しいタッチで、まさに藍子ちゃんのように見ていて幸せになれると思いました。

 

 

 

こんな形での参加もあるんだな、と1つ大きな発見になりました。冊子形式での頒布が多い中で、その点でまず興味を持ちました。

名前の由来考察というのも自分ではあまり考えてみなかった点だったので、興味が湧いて購入。普段なにげなく認識しているアイドル達の名前も、紐解いてみるとそこには意味がありましたね。あくまで考察ではありますけど、他の子についても知りたいなと思いました。

 

 

もう1冊購入していますが、そちらは年齢制限に引っかかる商品なのでここには書きません。一応全年齢対象のブログですので、Twitter含めてその辺りは自粛しています。スバラシイ絵を見てもいいねを控えることも。

 

 

シンステそのものからは外れますが、少し自分が最近体験したことを書きたいと思います。二次創作についてです。

PixivでSSを探していた時の事。速水奏でタグ検索をしていた、もしくはアプリだったのでオススメのスクロール中で出てきたのかもしれません。

R-18で、NTRのタグも付いていたのは覚えています。正直読む上ではR-18は気にしませんし、あんまりNTRは好きじゃなかったのですが、いいねもそこそこついていたので気まぐれなのか軽い気持ちで開きました。今なら絶対に開きません。

中身はまさにNTR。今までNTRって何かわかっていなかったんだと思います。少し読んで後悔しました。奏というキャラクターの特性上、よりそのシチュエーションが強調されるのだとは思いますが、はっきり言って普通に自分が速水奏担当だと名乗るのなら読んで気分のいいものではありません。人の性癖をとやかく言うわけではありませんが、あれを担当目線で気分よく読めたのならその人は歪んでいると思います。

描写自体はとても上手く、俯瞰目線で見れば、そのキャラが速水奏でなければ、私も良作だと思ったかもしれません。久しぶりに二次創作って怖いなと思いました。

 

自分が不快になったことも踏まえて、これからはよりアイドルの描写に気をつけようと思いました。読んだ時にそのアイドルの担当が不快にならないように。文章力や描写の精緻さでは一切敵わないという1つの悔しさもあります。だからこそ自分ももっと上に行きたい、この経験は無駄にしたくないです。

そんな中で行ったシンステで出会えたのはまっずぐな愛が感じられる作品たち。自分はこのシンステで出会えた作品の作者さん方のような物書きになりたいと思いました。遅筆過ぎて物書きと名乗れるほどのものではありませんが、改めての所信表明とします。