カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

第8回シンデレラガール総選挙結果発表!ついにたどり着いた一番星

 

 

本日12時、第8回シンデレラガール総選挙の結果が発表されました。

今回、シンデレラガールの栄冠に輝いたのは、このアイドル。


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本田未央さん、改めてシンデレラガールおめでとうございます。

 

 

また、総選挙によるCDでは、以下の2ユニットのデビューが決定しました。


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総合3位の夢見りあむ、同じく4位の佐城雪美、5位の遊佐こずえと、パッションの属性別3位のナターリアは、これでボイスの付与が確定。担当の方々、おめでとうございます。

 

 

また、モバで今回初めての特典となった各属性の得票数1位アイドルの新カードとして、[フローラルスター]遊佐こずえ、[ルミナススター]北条加蓮、[スパークルスター]本田未央のガチャへの追加が決定しています。

3人が同時に登場するのか、はたまた別々で登場するのかはまだわかりませんが、例年通りなら未央はほぼ間違いなく[シンデレラガール]で7月上旬に登場する他、アニバーサリーのアイプロでの上位報酬でも登場が濃厚です。

どのタイミングでくるにせよ、早めの準備は必要ですね。

 

 

 

ここからは私の感想について。

まずは何を置いても未央への祝福でしょう。

過去2回の2位を乗り越え、ついに戴冠です。1位のコメントで使われている一番星というフレーズも未央らしい。

これを悲願と言わずとして、何を悲願と言うのかというレベル。人によっては、呪いからの解放と言ってもいいのかもしれません。とある作品からの引用になりますが、"夢は呪いと一緒"とは良く言ったものです。叶わなければどこまでも引きずりますし、そこに懸ける想いが強ければ強いほど重くのしかかってきます。

この1年は例年以上に未央の活躍の場も増えるでしょう。想いを遂げた未央Pの方々は、是非これからの1年を満喫してください。

 

 

2位の加蓮。昨年から1つ順位を上げました。

今年の戦前予想では昨年の2位だった未央を本命として、その対抗の1番手として最も挙げられたのが加蓮だったでしょう。実際、私もそう考えていました。ただ、流石に未央をまくるところまでは難しいだろうとも思っていました。

来年も総選挙が開催されるのであれば、候補として彼女を挙げない方は少ないでしょう。楓さんと未央はどちらもも前年の2位から次の年で想いを遂げました。

その中で昨年だけは少し例外と言って良い結果だったんですよね。

第7代シンデレラガール安部菜々

この時は7回との語呂合わせが良く話題に出ますが、本来のポイントはそこじゃない。P達の多くは菜々さんが地下アイドル時代からたくさんの苦労を経て今の場所にいることを知っています。

そんな彼女の願いを実らせたいという想いを語呂合わせが後押ししたというのが私の見解です。

 

そうして来年の状況を考えると、加蓮は前年の2位という状況に加え、かつて病弱だった自分と決別して、今を輝いているというバックボーンを持っています。これを知らないPさんはそうそういないでしょう。

あえてこの状況を名付けるなら、灰被りでしょうね。今回の未央が、総選挙中に投票券を増やす目立った恩恵無しにシンデレラに輝いたことを考えると、来年彼女を抑えることはかなり難しいでしょう。

それこそ、昨年の菜々さんクラスのムーブメントを作ることが必要になります。

 

中間発表からそのまま3位へと輝いたりあむ。

今回の総選挙で間違いなく一番の台風の目でした。

今回のみに限って言えば、中間で3位につけていると知って加蓮以上に未央のトップを脅かす存在なのではないかとも思いました。

結果としては中間からそのままの位置でフィニッシュしたわけですが、生み出した側としてはどの程度のところまで上がってくると予想していたんでしょうね。

そして総選挙画面でのこのコメントですよ。


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リアルのアイドルが同じことを言ったら…まー炎上するでしょうね。そのあたりも含めて実に夢見りあむでした。彼女の特性だからこそ受け入れられ(?)、個性の一部分として扱われるのでしょう。

この言葉については、結果発表後すぐに色々な解釈が生まれていましたね。その数々を見ると、オタクとはなんとまぁ業の深いものか…。色々と考えさせられるものがありました。元々この子、アイドルについて"使い捨ての嗜好品"という考えをしていましたからね。

なにもせずにチヤホヤされたいという言葉がそのまま話題性で叶い、自らが最も推したいアイドルの姿である地道に上を目指すという道は既に閉ざされました。デレステでは上位5名での曲のコミュも作られるわけですが、どんなお話になるんでしょうね。

 

その曲自体も、りあむが入ることでどうなるのか、まったく予想できません。

例年、おだやかで感謝を伝える曲が続いていました。そこにはこれまで一緒に歩いてきた時間があるからこその意味を持っていましたが、じゃありあむがその想いを他のアイドル達と一緒に歌うのかというと、そこはまだピンときません。

どのような答えが待っているんでしょうか。

 

 

4位のこずえちゃんは中間から一気に伸ばしましたね。雪美ちゃんとは約3,000票差という僅差。2人とも、今後アップデートされる私の鼓膜が楽しみ。

そしてもう1人今回CD圏内に入ったナターリア。総選挙序盤の勢いのままに突き進んだ印象です。今年はほとんど各陣営の動きを見ていないのですが、Pの活動の中で一番反響があったと思います。SNSで繋がる世界を体現したかのような宣伝でした。

ここもわずかに及ばなかった梨沙とは僅差でしたねぇ…。梨沙は中間から藍子ちゃんを越えてのこの位置です。そこにこめられた想いと、抱えることになった悔しさは同じ立場でない者が語って良いものではないでしょう。

いつになると明確に言うことができませんが、その想いが必ず形になる日が来ると、私は信じています。

 

 

 

全体的なお話になるのですが、今年はデレステ側の票がモバマス層の総選挙に対する思考に近付いたのかなと思います。1回経験して、総選挙はこういうイベントだ!という経験をしたような印象でしょうか。

昨年の合同開催前は、逆風だ、みたいな騒がれ方もしましたし、実際に票の傾向への変動もありました。結果として、それまでの数年とはちょっと違った結果に。

対して、今年は第5回や6回と似た結果になったように私は思います。

 

実際にデレステのみをプレイしているという層がどの程度の票を持っているのかはわかりませんが、総選挙の結果によってアイドルの声が聞こえるようになる、新しいアイドルが登場してその子のことが気になる、みたいな、モバマス層がこれまでにしてきた経験をこの1年で重ねてきたわけですね。後者については私も当てはまるのですが。

特に今回面白いなと思うのが、上位の属性バランスがかなり均等になったことです。今年は属性別のユニット9人がちょうどそのまま総合上位9人になっています。昨年はこのバランスの不均衡によって、雪美ちゃんが不憫な位置についていました。

選挙の結果に良いも悪いもありませんが、この結果はどこまで仕掛け人によって狙われたものなのかが気になって仕方がありません。

 

新アイドル7名が加わり、190名体制となった今回のシンデレラガール総選挙。

今年もたくさんの喜びや祝福が生まれ、その陰では涙を呑む形となった人もいます。基本的にはそういう方々が祝福に回っている姿は好感に繋がりますよね。健闘を称えあう精神、大事。

こんな風に傍観者気取りで長々と書いている私だって、涙を呑んだ側の人間ではあるんですよ?だって私の願いは、いつの日か彼女達をシンデレラガールにすることなんですから。

 

夢は夢で終われません。