カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

ストーリーコミュ第55話「UNLUCKY,but never plucked」が追加 白菊ほたるの初ソロ曲「谷の底で咲く花は」が初公開!

 

本日、白菊ほたるにスポットを当てたストーリーコミュ第55話「UNLUCKY,but never plucked」が追加されました。

コミュによって解放される楽曲は「谷の底で咲く花は」。CD発売に先駆け、白菊ほたるのソロ曲がデレステでプレイできるようになりました。

 

 

  • コミュ

なかなかヘビーな幕開けとなった今回のコミュ。ほたるの過去を考えれば、今回のように心無い言葉をかけられた経験が他にもたくさんあることは想像に難くありません。

諦めずに夢を追い続けたとはいえ、そんな環境では心がどんどん摩耗していきます。重しのようにのしかかる過去、夢というきっかけからいくつものトリガーが重なり、積み上げられてきた過去がほたるに襲い掛かりました。

その過程やほたるの心情はこちらの心が苦しくなるくらいに描写されましたし、その分だけ、後半の展開が心に染みました。ほたるちゃん、キミは幸せになっていいんだよ。むしろたくさん幸せを感じて欲しい。

 

個人的ベストシーンは傘。

沈んだ人が雨に打たれる中、傘に入れるって表現はちょくちょくあると思うんですけど、今回はそれがドハマり。テキストのみでしたけど、そのシーンがありありと目に浮かびました。

逆に、雨に打たれるほたるちゃんのビジュアルもあて書きのようにしっくりきまして、それだけこの子が今まで歩んできた道や本人の持つ個性が私に根付いているんだな、とも思いました。まさにシンデレラストーリーのような物語。

 

  • 谷の底で咲く花は

アイドルのソロ曲がデレステにて初公開される初めての形になりました。CDの発売についても、現時点では2019年春としか告知されていません。近いうちに詳細の発表がありそうです。

 

とっても静かな曲でしたね。白菊ほたるがこれまでに歩いてきた道を表すかのような歌詞にかっちりと噛みあっています。

作詞は八城雄太さん。

 

 

お知らせとともに、こんなつぶやきも。

 

 

歌い出しに登場する白い花は、どう考えてもほたるのことですよね。谷の底に咲く一輪の白い菊。

自分で自分について毒があると言うのが悲しい。この辺りは最初のSSRのテーマになっている彼岸花とも重なります。

誰も来ない谷の底なら、この毒が誰かに何かをしでかすこともない。

その花は苦しみの中で忍従しながら、夢を見ます。いつか日の当たる場所で咲くことを。

 

ここまでだと、まだ白い花は谷底にいるままですね。

ほたる自身に寄り添って進むとなると、この先はどうなるか。きっと、白い花は日向で健気に美しい姿を人々に魅せることでしょう。

どのような表現を使ってこのストーリーが紡がれるのか楽しみですね。

 

  • MV

ほとんど暗い中で進む今回のMV。中盤では時折、雷のようにライトが煌めきます。

最後だけは曲の中で夢見る日向のように明るくなりました。そこの笑顔が本当に良いんですよねぇ…。


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見所はまだまだあります。

中盤の嵐のシーン。前半で触れた雨のシーンを思い起こすような演出もコミュと重なって良かったです。

そしてもう1つ。

スクショの背景に花が写ってますよね。

前半は一輪で暗闇に咲いていたこの花が最後には日向で咲いているわけですが、ポイントはこの花。

ぱっと見た瞬間に気付いたのですが、スズランなんですよね。ほたるにはモバで[スズランの少女]というカードがありまして、ガチャでもよく見かけたので覚えていたんです。

このスズランに関してちょっとTwitterをチェックしてみると、流石は担当の方々。スズランと白菊ほたるについてたくさんのことが書かれています。

スズラン、英名で"Lily of the valley"なんですね。"谷間の姫百合"とは…。この曲にぴったり過ぎる。

スズランは毒も持っていて、途中にちょっと書いた彼岸花よりも、毒はこっちの解釈の方がしっくりきます。

 

 

 

浅い内容ではありますが、久々にストーリーコミュについてしっかり書けて満足です。色々と書きたくなるくらい、見ごたえのあるコミュでした。

この曲のフルも楽しみですが、まだまだ乃々とシュガハの姐さんのソロも待っております。CDの発売時期次第ではこちらもデレステで初公開になる可能性もあります。

さて、ライブでは絶対に白い花を咲かせねば…。