カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

U149第23話 第3芸能課⑤後編 感想

お決まりの更新直前感想です。約1ヶ月もあったのになーにをやっていたのやら。

 

約1ヶ月、つまり休載がありました。今回は1月末に出る単行本の作業の為という説明でしたね。お話の途中でしたので、休載イラストもナシ。ちょっと残念。

 

 

さて、今回のお話について書いていきましょう。

千佳ちゃんが加わっての千葉ロケ2ヶ所目、誕生寺の後編です。

前編ではディレクターからの指示で、誤答を増やすようにと言われました。素直に頑張っているアイドル達に伝えるプロデューサーでしたが、自分自身の力の無さを嘆いて…。

 

 

後編は始まってすぐにロケの様子から。

早速、MC2人からクイズが出されました。

バランスを考えての回答を意識して動けない高学年たち。しかも答えが見えている状況ななおさらやりにくい。

答えの「鯛」を知っているだけに、仁奈ちゃん、千佳ちゃんの「おさかな」という答えにドキッとします。答えの大きな枠から小さく絞っていくのは番組としても良い展開じゃないでしょうか。こういうところでぱっと答えられるのは無邪気さの賜物ですかね。

スタッフとしても答えが全く出ない展開はよろしくない為、シュガハさんに、誰かを指名するよう指示するカンペが。そこで当てられたありすと桃華は、指示を意識して考え込んでしまいます。

シュガハさんはこの2人がアクアランドで正解率が高かったことを買って指名しましたが、この展開では正解を知っているほど答え辛い。

ここで晴ちんが咄嗟にフォロー。結果的には第3芸能課内でフォローの答えが出せたのはココだけでしたね。面倒見がいいですし、スポーツはその場でも臨機黄変な対応が求められますから、そういったところが生きたのかも。

ここでシュガハさんが子供たちの様子に違和感を覚えます。さらに美優さんが背後にあった答えに気付き、2人がその場をうまいことまとめました。ワイドショーならこんな緩い感じでも問題なさそうです。

 

この時、そして後のアイドル達はそれぞれが様々な反応をしています。

まずは小5の千枝みりあコンビ。この2人はどう答えようか迷っていたようです。千枝ちゃんはいわずもがな、みりあも場の空気に敏感ですからね。この後、千枝ちゃんは勉強させてもらおうと前を向き、みりあはシュガハさんの言葉を受けて9歳トリオを鼓舞しました。どちらも、らしさを感じますね。

6年組ではありすと梨沙の負けず嫌い組が自分たちは認識が甘かったと思いなおします。カメラを前にしての重圧。初めてのロケでそれに気付きました。描かれているカメラの無機質さは確かに怖さを感じます。底知れない闇が広がっているようでした。

ここでの2人の表情がいいですよね。強気な2人だからこそ、その悔しさも人より大きいでしょう。


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まだまだこれから。向上心の塊みたいな2人ですから、これが間違いなくバネになります。

 

学ぶべきことはたくさんあるとしながらも、あまり表情を崩さなかったのが桃華。その様子を見ても、やはりメンバーでは一番大人らしいなと思います。それでも本人は結構負けず嫌いですからね。2人に負けないくらい心の中で炎を燃やしていることでしょう。常に笑顔を忘れない、これは自分に言い聞かせているようにも見えました。

ずっと笑顔なところを桃華と同じだと褒められた小春ちゃん。こちらは逆に自然体でいたようです。本人の言葉を聞いても緊張していなさそうですね。回答こそしていませんでしたが、気負いが無いのはベストな状態ですね。そして小春ちゃんの笑顔ホント天使。

春ちゃんの自然体の様子であったり、負けず嫌い組をからかったりと、一番みんなの様子が見えていそうなのが晴ちん。先ほども唯一フォローに回れていましたし、今回相当存在感があったと思います。リーダー気質ではありませんが、一番みんなとフラットに喋っているイメージですし、現時点で晴ちんがいなかったら結構まとまるのが大変かも。

 

再びロケが進行しそうになった時、ここでさらなる問題が。

第22話でスタッフとディレクターが影で話していた件。それはロケ地が使えなくなったことでした。ロケ後は遊んで帰る約束をしたのにこれはどうなることやら…。プロデューサーの心労は続く。

別のところでロケをするのか、それともこの時点で帰ることになるのか。次回は章の3話目になりますけど、どう話が動くのか。これまでの話がわかれることはあっても、基本的には3話構成になっています。

ちょっと展開が読めません。読んだところで当たったためしもないですが。更新を楽しみにしています。