カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

U149第34話 市原仁奈⑥(前編) 感想

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今回も更新のお時間が迫っております。その前に前回の感想を書き上げたい。

 

第33話ではプロデューサーが仁奈ちゃんの笑顔を取り戻したところまで進みましたね。あの安心感はすごかった。この34話でも、みんなのモチベ―タ―として頑張っています。

 

 

再生数の期限まではあと4日。

第3芸能課の面々は、仁奈ちゃんから聞いた通りにみんな若干焦り気味。現在の再生数は1,306だそうなので、まだ目標の3割にも達していないことになりますね。そりゃ私も同じ立場なら相当焦ると思います。最近とある案件の締切が近付いてきてナーバス気味な身としてはよくわかる。

幸いなことにこの日は金曜日。翌日が土曜日ということもあって、みんな揃って残れるようです。ただ、焦りは撮影した動画の方にも影響を及ぼしていました。プロデューサーも思案を巡らせます。すると、今度はその渋い顔を、さっき自分が大丈夫だと元気づけた仁奈ちゃんに見られちゃいます。右下コマのショボン仁奈ちゃんかわいい。

ここは力強いグーサインで元気づけるプロデューサー。根拠はないけど大丈夫だと言い切れる姿は、なんとなく逆転裁判成歩堂くんを思い出します。ハッタリとはまた違うんですけどね。

 

そうしている間にも、ミーティングか、すぐ撮影か、の選択でギスギスし始めます。確かにこれが続くのは辛い。仁奈ちゃんだけでなく、千佳ちゃんもこの様子を喧嘩と捉えていたことがここでわかります。

ここで千佳ちゃんに声をかけているみりあちゃんは、仁奈ちゃんの様子も気にかけていたみたいですし、いいお姉さんしてますね。いつもみんなのことをよく見ている晴ちんが口論側になっちゃっている分、みりあちゃんも大変だったでしょう。

見かねたプロデューサーが落ち着くようにと声を掛けますが、梨沙とありす、そして語気はキツくないですが桃華もヒートアップしている様子。

そこで彼がとった行動は、ホワイトボードの数字を消す、でした。現在の再生数、残り日数も目で見えなくなります。もちろん梨沙達からは非難の声。続いてプロデューサーは、この日1日中動画ページを見ることも禁止します。これには珍しく桃華と千枝ちゃんが抗議。このプロデューサーが大人げないって言われるのは2巻のドラマCD以外だと初めてかな?

しかしめげないプロデューサー。どっちにしろ今日中に終わらせるなら同じだからと、ホワイトボードをキレイにしていいと言います。

これに顔を明るくしたのが千佳ちゃんと薫ちゃん。やっぱり薫ちゃんも雰囲気が悪かったのを気にしていました。

 

あんまり児童についてくわしくありませんが、小さい子って場の雰囲気に結構敏感ですよね。この34話を見ていると、9歳組の3人はそれぞれこの状況に思うところがあったんじゃないでしょうか。そして、成長している方が案外周りが見えなくなっていることもある。ここだと6年生たちがちょっと頭に血が上りすぎていましたね。引っ張っていく立場は良くも悪くも責任感と義務感に締め付けられます。小春ちゃんはあんまりそんな雰囲気無かったけど。

プロデューサーも言ってますけど、みんなマジメなんですよね。そこがまたかわいらしくもあり、ここで言い合っちゃう原因でもある。適度に力を抜くことは大事ですけど、このマジメしゃずっと大事にしていってほしい。

 

このやりとりでみんなに笑顔が戻ったと喜ぶ仁奈ちゃんを見て、お姉さんたちも自分達の焦りを認めます。薫ちゃん、きっと言い争いの度に悲しそうな顔してたんだろうな…。

いつものワイワイが戻ってきた様子を見て、一息つくプロデューサー。そこに仁奈ちゃんが駆け寄ってきます。キラキラとした笑顔で、「すげーです!」と。仁奈ちゃんにこう言ってもらえたら、こっちもものすごく元気が貰える。

 

雰囲気も改善したところで、改めてプロデューサーはみんなに通達。

この日の撮影は。みんなの好きなものや得意なことを撮ろう、せっかくのPR動画だから、もっと自分自信のこともアピールしようと呼びかけます。

これには仁奈ちゃんが真っ先に賛成。晴れ渡る屋上、みんなが笑顔で、改めて再撮影に挑むことになりました。

 

 

やっぱりそれぞれの個性ってのはシンデレラガールズらしいですよね。

いよいよ次回でデビューの成否が出るのでしょうか。みんなはどんな動画を撮ったのか、気になることはたくさんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

余談。

第3巻、通常版と特別版を両方購入しました。自分の勘違い以外で同じ本を2冊購入するのは初めて。

でもまだ特典CDを聴くことができていない悲しみ。はよ千枝ちゃんの絶対特権聴きたいんじゃ。

CDを聴けたら単行本についての感想も書いていきたいなと思います。

千枝ちゃん編、単行本で読み返してもまた目頭が熱くなりました。