本当に災難だったのは…

今月の頭はモバもデレステもなんとなくイベントが長めになっている気がします。

個人的には今日で終わりのつもりでいましたが、どちらも明日までの開催ですね。「LIVE Parade」は全公演クリアできましたし、現在はptと動員数の報酬をのんびり回収中です。

そんな今日は約1か月前のちょっとした小話を。

LVの劇場にいく時、我が家は帰り道に公共共通期間が使いにくい位置なので自転車を良く使います。片道45分ちょっと。

公演の2日目の予報は雨。自転車を使うか悩みます。

幸い、雨はライブが始まる少し前に強く降り、終演時間には上がっていると予報が言っていました。

これなら早めに出れば雨を避けられると思って、最終的に自転車を選択しました。

結果、予報で雨は降らない時間でしたが、見事に雨に遭遇。しかも結構な雨量で、ちょっと漕ぎ続けるには厳しいくらいの土砂降りでした。

出発してからそこそこ経っていましたので、ちょこちょこ雨宿りを挟みながらなんとか会場へ到達。びしょ濡れではありましたが、一応雨に降られることを見越してタオルを準備、ライブ用にTシャツも持っていましたので、着替えることもできました。

ちょっと長めに時間を潰して、いざライブ。

終演後、素晴らしき時間を過ごして、帰路に着こうとします。

駐輪場に着いた時、ポケットに入れたはずの自転車の鍵が無いことに気が付きます。

前ポケット2つ、後ろポケット2つ、カバンの鍵を入れそうなところも探しましたが、全然見つかりません。

劇場に戻って落とし物が無かったか尋ね、実際に座っていた付近も探したのですがやっぱり見つからない。

これは仕方がないなと諦め、我が愛車は翌日スペアキーを持って回収に行くことを決めました。仕方が無いので、その日の帰りは電車と徒歩。長かった…。

雨は止んでいましたが、まさにトボトボといった擬音が聴こえそうな帰り道だったと思います。

雨に降られるわ、自転車の鍵を無くすわ。少し前にはライブで使う予定のボディーバッグの金具も壊れていましたし、えらくツイてないなぁと考えていました。

不幸ってほどではないですが、直前までほたるちゃんのいるステージを見ていましたし、ほたるちゃんを思い浮かべながらの帰り道でした。

我が家へ帰り着き、まずはお風呂へ。雨にもさんざん降られましたし、汗も流してさっぱりしたかった。

さぁシャワーを浴びようとシャツを脱ぎ、ズボンを脱ごうとしたその時、ズボンに覚えのある手触りが。

まさかと思って探ってみると、自転車の鍵を発見しました。

どうして劇場で気付かなかったのか。

そこにはこの日履いていたズボンの構造が大きな鍵を握りました。

まずこのズボンはポケットがジャージのように横から手を突っ込める形をしています。口も広いですので、何かを落とさないか警戒していました。

私はペンラの一部をポケットに入れますし、出し入れの際も鍵を落とさないように気をつけていました。ライブ中も落とした感触が無かったので、どうして見当たらないんだろうと不思議だったんです。

実はこのズボン、右ポケットの入り口のから少し左のところに、小さいポケットがあったのです。普通のズボンにもある小ポケットの代わりなのでしょう。横に開いたポケットの口から鍵を落とすことを警戒した私は、ここの鍵をしまっていたのです。

で、ライブ直後の私は鍵が見当たらないことにパニックになり、そこへ鍵を入れたことも、そもそもそのポケットの存在すらも忘れていました。探す時、ポケットの奥ばかりではなく体全体を触って探すべきでしたね。

鍵を見つけた私は脱力し、翌日は見つけた鍵で自転車を回収したのでした。本来タダだったはずの駐輪料金は自分への戒めです。

鍵を見つけた後のシャワー中、これは不幸じゃないなと思いました。

ほたるちゃんはほたるちゃんでも、むしろ幕張公演初日のリアルシンデレラガールズ劇場で見せたうっかりの方を私はトレースしていたのでした。鍵を入れた場所を忘れていたとか、うっかり以外の何物でもない。

そこで浮かび上がってきた真に不幸だったモノとは。

2日連続で劇場へ行くために往復1時間半以上も重い男に乗られ、2日目は雨にさんざん打たれ、あげく夜は放置される。

羅列するとほたるちゃんクラスに不幸だったように思えてきます。とんだ災難。

そう、我が愛車です。

回収した後の私は、普段雑に使い続ける我が愛車に謝ったのでした。まぁ、今後もこの自転車は雑に扱われ続けるでしょうけども。