はじまりの沼 私のオタクのはじまり
4月頭に、今の私を作ったものの1つとして、信長の野望を挙げました。
外泊中で何もできない今日は、私を作ったものシリーズの第2弾をやっていこうかなと思います。
時は幼少期、まだ私が小学生の頃でした。
ゲームってどのタイミングでみなさん初めて触るものなんですかね。
私は自分用として買ってもらったのは、小学生の低学年の頃だったと思います。後に弟との共用になりました。
初めて買ってもらったゲームはポケモンのルビー。たしか、ゲームボーイアドバンスSPと一緒に買ってもらったと思います。
ルビーはかなり遊びましたし、その後ポケモンシリーズではダイパの他、不思議のダンジョンもいくつかプレイしました。私の印象としては、ポケモンリーグの方よりもダンジョンの方がプレイした比率は高かったんじゃないかなと思います。
SPを買ってもらうより前に、ゲームとしてはチョコボの不思議のダンジョン2を親戚の家に行く度にプレイしており、その影響が強かったのかもしれません。DSの時忘れの迷宮もプレイしましたし、のちに1人暮らしを始めてからPS3を買った時には、一緒に不思議のダンジョン2のDL版を購入して遊びました。やっぱり懐かしかったなぁ…。
ポケモンもチョコボもどちらも私にとって印象深いゲームでもあり、シリーズです。
でも、そのどちらかが私の人生でもっともプレイ時間が長いゲームかと言われたら、実はそうじゃないんです。
私の人生でおそらくもっともプレイ時間が長いゲーム、そしてシリーズをプレイすることになる作品。
それは、ルビーの次に買ってもらった、私にとって2本目のゲームでした。
始めは単純に私が野球ゲームをしたいからということで買ってもらったんです。
野球ゲームは長い間これしか手元になく、かなり長い間このゲームでプレイしました。
ポケモンでリーグをクリアして、またパワポケに戻る。スラもりドラゴンクエストをクリアして、またパワポケに戻る。みたいなことを繰り返しました。
私の中で、結構オンリーワンなゲームだったんですよね。上に挙げた2作品はDSで続編も購入してもらいましたが、パワポケは野球ゲームなら1本でええやろという親の方針に私が納得していたため、長い間これオンリーだったんです。
サクセスでなんとか強い選手を作ろうとしたり、アレンジで作った最強チームをペナントで無双させたり…。このペナントは相手よわいでオール手動だったため、めちゃくちゃ時間がかかったのを覚えています。今思えばとても小学生らしい遊び方。
メインでプレイするハードがDSになってからも、ちょくちょくDSでこのソフトをプレイしていました。
DSライトでやると画質がホンマ綺麗なんですよね。SPでプレイした時は差にビックリしました。
そんな私に転機があったのが中学3年生。
偶然友人との会話の中でパワポケの話題が出た時、そいつが9を持っていると言ったんです。
昔は野球ゲーム1本理論に納得していた身ですが、その頃はDS版でのソフトをやってみたいと思っていたんです。
これ幸いと、私はそいつからパワポケ9を借りました。
このパワポケ9にガッツリハマったんですよねぇ。
表サクセスのナイスガイは主人公がカッコいいわ、裏のスペースキャプテンはやりごたえがあるわで、睡眠時間も削るほどプレイしました。あの頃は毎晩3時くらいまでパワポケやってたんじゃないですかね。
※知らない人向けに少し解説
シナリオモードはおおむね2つあり、表は野球をやって選手を作るシナリオモードで、裏ってのは野球とはちょっと違うゲーム性の中で野球選手を作るシナリオモードです。たいていの作品に表と裏のサクセスがあります。
ついでに致命的だったのが、昔はそこまでやりこまなかった彼女攻略をやり始めたことです。パワポケ9に野崎維織さんってヒロインがいるんですが、この人にのめりこみまして。
彼女の攻略のためだけに何周もした記憶があります。「服、しわになるよ」を初めて見た時の衝撃はすごかった。そして12月に喫茶店へ行くのを忘れちゃダメ。
主人公の維織さんに対する言葉は、当時結構刺さりましたねぇ…。あんなカッコいいセリフを言える人間になりたかったのが当時の私。あの主人公、少なくとも素行はマネしちゃダメな人間です。
しかも当時はPCを触るようになっていたこともあり、シリーズの繋がりも知っちゃうわけですよ。パワポケを検索したことのある人が一度はたどり着いたことがあるだろう考察Wikiもめっちゃ読みこみました。
9をガッツリプレイした時点で、6の再プレイや、他の作品のプレイもしたくなってきます。
そこで購入したのが当時最新だったパワポケ12。スペースキャプテンでお気に入りだったシルバーとブラックが表で登場しますし、裏の秘密結社がやりこみ要素満載なんですよ。12は明らかに裏のプレイ時間が表を大幅に上回っています。
その後、9は友人に返却して12をメインでプレイ。高校へと進んでからは受験勉強中に発売されていた13、自分でも購入してやりたかった9、紫杏と和那を攻略したかった10、最終作であり唯一発売日に購入できた14とプレイした他、高校でもパワポケの話ができる友人ができ、そいつから7を借りてプレイしました。
パワポケの中二要素は当時の自分にドストライクだったんですよね。
その前から1つのことにハマりやすい人間ではありましたが、同時に移り気なところもあったんです。それが大きく変わったのがこのシリーズ。
どう考えても、この作品をプレイしたことが私のオタクの始まりであり、初めて沼にハマったゲームシリーズです。このシリーズをやったからこそギャルゲーとかノベルゲーをやりたいと思うようになり、ひいては有名な作品であるアイマスを触ってみようと思った末にシンデレラガールズを始めるわけです。
今でもやっぱり好きですし、たまにシナリオを見返したくなる時があります。この前考察Wikiを見た時も、やっぱりワクワクしました。同時に懐かしみも湧いてきましたけどね。
プレイしたナンバリングで私が特に好きなヒロイン一覧。
6 ヘルガ…ヒロインじゃないけど
7 真央ちゃん
9 維織さん
10 選べない 桜姉妹のシナリオ大好き
12 圧倒的レンちゃん
13 緑髪の系譜には抗えなかった…麻美
14 小学生主人公なのでその辺は無し
13は千羽矢も冴花も好きですが、やっぱあの軽妙なトークがあるので麻美がトップ。教室で汗を流すイベントがなかなか発生せずに血涙を流した記憶。ついでに由良里ルート全然入れへんかったです。
裏では途中も挙げた9のシルバーとブラックが大好きでした。というか主にパワーアップ後ブラック。あのブラックとのシナリオがもっと欲しかったよぉ…。7で真央ちゃんを挙げている理由の80%が9裏です。
以上、私の初めての沼の話でした。
正直、ただパワポケの話がしたかっただけです。最近、熱が戻ってきててね…。吐き出す場所が欲しかったんです。
新作をプレイしたい気もしますが、あそこで終わったからこそ良かったとも思います。だからこそ、今は楽しかった記憶として、私の中に刻み込まれているのです。
そんな、私のはじめての沼のお話でした。
余談。
神社で詩乃ちゃんに声をかけちゃダメって知ったのは初プレイから10年以上後でした。
そりゃ永遠に会話し続けるわ。