カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

重ねていく思い出 光と音と想い 繋いだこの絆 ~メリーゴーランドに誘われて~

時が流れるのは早いもので、6thライブの幕が下りてから早くも4週間が経ちました。そりゃあ年末にもなりますね。

11月まで待ち望んでいたライブも、終わってみればあっという間。昨年がツアーで何度もライブに行けた分、感覚がマヒしているのかもしれません。

それでも、やっぱりライブ前やその期間中の高揚感は特別なものがありました。今年もたくさんのものをくれたライブについて、改めて振り返っていきたいと思います。

 

まずは6thライブ開幕の日となったメットライフドーム公演のDay1。

あの大暴投で始まった始球式がとても前のことのように感じられます。

 

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ライブのタイトルも含め、開催前から遊園地が大きくフォーカスされると予告されていたこの6thライブ。Day1では、今回のライブで四季の遊園地を巡っていくことが明かされました。

この日は春。それを一番感じさせたのは、ニュージェネによる「STORY」でしょうか。この曲を聴くたび、アニメの第1話で見た桜を思い出します。私にとって、ストレートに春を歌う「HARURUNRUN」以上に春を告げる曲でした。

同じく最初のブロックですが、「STORY」の後だった「Starry-Go-Round」のインパクトもすごかったですね。

全日程でこのタイミングに歌われたわけですが、やっぱり初日の、これから楽しいことが始まる!そんな鐘の音が聞こえるような登場が一番印象的です。

最近全体曲はライブで聴いて印象が変わることが多いなと思います。声の重なりっていいですね。

 

この日に初披露されたソロ曲たちも、それぞれがそれぞれの姿を見せたステージでした。

サクッとでは「PROUST EFFECT」について書いたので、ここでは「炎の華」について書きましょうか。

歌声の力強さや、似合い過ぎるくらいに似合う衣装、会場の雰囲気、全てがステージに特攻隊長向井拓海の姿を映し出していました。サビの最後のしゃがむところがホント好き。可能かどうかはわかりませんが、デレステにも実装される時は是非再現して欲しい。

アツい、カッコいい、エモイ…それぞれ色々な表現ができると思います。その全てをステージ上に残した原さんの姿は絶対忘れられません。

 

そして、絶対に忘れられないといえば、冒頭で始球式に登場した野球好きのあのアイドル・姫川友紀のことを語らずにDay1は終われないでしょう。

ライブでも全日程通して唯一ソロ曲を2曲とも披露。

きっと、今回の会場であるドームと本人の個性がマッチしているからだけではないでしょう。ユッキが持っているみんなを応援したいという気持ち、そしてキャストである杜野まこさんのパフォーマンスが合わさって、このオンリーワンの活躍に繋がったと思います。

「Dear My Dreamers」のライブ版セリフは早くもう一度確認したい。この曲を歌う姿は本当にカッコ良かった。

昨年もユッキはツアー1会場目へと向かうガイドのような役割を果たしましたし、今年の初日も、他の誰にも買われない役割を務めたと思います。常にDay1にいるといえば小梅役のちょこたんが思い浮かびますけど、今後はまっこさんにも是非初日にいて欲しいなと思いました。

 

 

初日が春なら、もちろん2日目は夏。そんなメットライフドーム公演2日目。

 

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夏らしく、とにかくアツく盛り上がるセトリでしたね。

そんな盛り上がる曲達の中から、あえて1曲だけ挙げろと言われたら、私は「メルヘンデビュー!」を挙げると思います。

これまでも多くの場所で歌われ、あまたの会場を盛り上げてきたこの曲とウサミン。今回は4thの神戸以来の披露であり、シンデレラガールに輝いてから初めて歌う「メルヘンデビュー!」でもありました。

人の頑張る姿には心を打たれます。ほとんど当たり前のことのように思うんですけど、このステージを振り返るためにはあえてその言葉を残したいと思います。あの大きなステージで走り、飛び、歌う。その一挙手一投足の全てから溢れんばかりのパワーを感じました。見ていた人ならきっと同意してくれるはず。

 

そんな熱く盛り上がるステージの連続。それでいて、「Voyage」「わたぐも」といったバラード調の曲達も良かったんですよねぇ。

特に語りたいのは「in fact」。こちらも披露されるたびに様々な姿を見せてくれるんですけど、今回もまた良かった。

デレステの3Dリッチや普段のカードを見ていても思うんですけど、シンデレラガールズって光の表現がとっても繊細ですよね。今年はその光を生かした表現がとっても秀逸でした。早くBDでもう一度見返したい。

今年の私は、見ていて泣くというよりも、こんなに大きい会場で立派に歌うありすの姿を亜美菜さんに重ね、微笑ましさを覚えながら見ていました。もはや親に近い目線なのかも。

 

季節テーマということで、2日間で大きくセトリが入れ替わった今回のライブ。両日とも披露された曲はそんなに多くありませんでした。

そんな中で、両日ともほぼ最終盤に披露された「Tulip」は強烈でした。

昨年に続いてメンバー5人が揃ったLiPPS。ただ、昨年との大きな違いが2つ。

1つ目は衣装。昨年の共通衣装ももちろん良かったのですが、今年着用した個人衣装はこの曲とのマッチ度が素晴らしく、曲への没入感がより高まりました。

もう1つがステージ。今年はセンターステージがあったんですよね。そのことによって生まれたのが、まるでランウェイを闊歩するかのようだったあの姿。メンバーの1人の代名詞でもあるカリスマ感、それを全員から感じました。

「ドレミファクトリー!」でも思ったんですけど、今回のセンターステージはあまり大きくなかった分、5人ユニット曲での収まりがかなり良かったと思います。1人を中央に置いて、残る4人が各方向を向く姿がこの曲でも決まっていました。

 

 

季節を夏まで進め、3週間のインターバルに入った四季を巡る旅。

場所をナゴヤドームに移し、秋の風が我々を呼びます。

 

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ゴヤの方はサクッとでそこそこ書いていますので、ちょっとしぼり気味にいきます。

 

今になって言えることですが、このDay1は私のP生に大きな影響を与えることになりました。

なにせ、担当を増やすきっかけになったライブですからね。ここで美穂が歌う「さよならアンドロメダ」を見なければ、小日向美穂担当を名乗るまでには至らなかったと思います。先日宣言したばかりですが、改めてこれから美穂が見せてくれるたくさんの表情を隣で見守れるように精進していく所存です。

次のライブは担当として見る初めてのライブですし、そういった視点ではどういうものが見えるのか楽しみにしています。

 

Day1で他に改めて書きたいことはDay2とも共通している部分があるので、先にDay2のサクッと感想記事です。

 

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四季を締めくくる冬の遊園地。開演と同時に寒がるダンサーさんが登場したり、遊園地が雪化粧されていたり。こういう細かいところが私は大好きです。

 

まずはナゴヤの2日間に出演した2名のキャストさんについての話をしたいと思います。

1人目は加蓮役の渕上舞さん。

元々舞さんの表情や仕草で魅せる表現力はすごいなと思っていたのですが、今年はさらに上をいっていたと思います。やはりソロデビューも大きく影響しているのでしょうか。

自分が特にすごいと思うのは指先。「秋めいて Ding Dong Dang」や「Frozen Tears」を見ていて、とにかく指先まで綺麗だなって思うんです。そこにあの笑顔が加わり、ホント小悪魔的で魅惑的。

加蓮もきっとこういう魅せ方をするんだろうなというのが意識しないでも感じ取れます。流石親戚のお姉さん。

 

2人目は李衣菜役の青木瑠璃子さん。李衣菜の歌声って凄いなと今回のライブで改めて思いました。

それを強く意識したのがDay1の「秋風に手を振って」です。

一番そういう色恋からは遠そうな気もするんですけど、それでも誰よりも切なさを感じさせる歌声。歌声に想いをのせるという点だけでいえば、もしかしたら李衣菜は現状曲が聴ける子の中では一番かもしれません。

別ベクトルで想いをぶつけてくるのがDay2の「Sparkling Girl」。こっちはとってもまっすぐなんですよね。「Twilight Sky」を歌っている時からずっとずっとまっすぐで。

そんな李衣菜を表現するるーりぃはすごいなって、今回のライブで改めて思いました。

 

 

ゴヤを語るにあたって、何度語っても語り足りないのが「Trinity Field」と、Day2のそこからの流れ。

今回は全公演をLVで見たんですけど、ナゴヤDay1の序盤で天井からのアングルがあった時点で、これはこの曲の再現をできるところまでやるつもりだなと感じました。

予想通り、見事にセンターステージには大きな三角形が映し出されました。前半のメットライフドームの時にも書きましたが、こういう点でもシンデレラの光の使い方って好きだなぁと思います。

歌う3人も音源を超えるパフォーマンス。後のニコ生で聞けた証明さんやメイクさんの奮闘も含めて、全員がこの山場を作り上げるためにそれぞれの仕事をこなし、それに応えた3人はやっぱりすごい。

 

ここからはもろにサクッとで書いたことと被るんですが、2日目のそこからの流れは卑怯ですよね。

次に「流れ星キセキ」がくるところまでは読めてたんですよ。それだけでも十分私は満たされていたのに、そこから全員での「always」。"感動した"なんて陳腐な表現じゃ足りないんですが、それでも私はその時感動したんです。それくらいしか表現が思いつきません。

あんまりにも流れが綺麗すぎて、そのままシンデレラガールズが畳まれるのかと心配になったくらいでした。もちろん、そんなことは無いってわかってるはずなんですけどね。

まだまだこの曲を歌っていないアイドルはたくさんいますし、私もずっとアイドル達の活躍を見たい。そのためにも、まずはこれからもモバマスデレステを楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

9月のSS3Aも合わせて、2018年の後半は充実し過ぎてあっという間に過ぎていった印象です。

シンデレラガールズは7周年を迎え、8年目に。先日のサイゲフェスでるるきゃんが言っていたように、10年目も少しずつ見えてきました。

その10年目にもまたこうしてライブを見て、笑って、熱くなって、感動して、今みたいにその想いを書き綴れたらなによりも嬉しいなって思います。

さて、次にシンデレラガールズが立つ場はどこになるんでしょうね。