After20 14杯目 川島瑞樹と山口の日本酒とメンチカツ
ほぼ一ヶ月様々な感想記事をお休みしてきましたが、我が城に帰ってきたのでボチボチと遅れている分を書いていこうと思います。
今回は8月の始めに更新されたメンチカツのお話。私はこの日から福井県にいました。そばとお酒が美味しかったです。
まぁ、そんなことはさておき本筋に入りましょう。
今回は瑞樹さんにスポットを当てたお話。
これまでAfte20世界ではバラエティやCMなどの撮影がメインでしたが、今回は初めてライブでの姿が描かれました。後ろ姿も横顔もホントかっこいい。
そこからステージでのハジける笑顔と煽りですよ。こういう姿を見ていると、川島さんはまさにプロという表現がぴったりだなぁと思います。
そんなイベントの翌日。
次の大型ライブのパンフレットのデザイン案が届き、良い1日の滑り出しかと思った矢先、そのメイン会場となる予定の建物に耐震強度偽装が発覚。
そんな瑞樹さんの心模様を反映するかのように、この日は収録でもハプニング続き。水ハネでずぶ濡れとかその日の自分の運を呪います。
悪いことが続く時ってありますよね。モヤモヤした気分、美味しいごはんを食べて、お酒を飲んで、誰かと話して発散したい。
しかし、こんな日に限ってしんでれらには瑞樹さん1人。運とは不思議なものです。
1人カウンターでお酒を飲みながら、ライブに想いを馳せる瑞樹さん。やるせなさを切り替えようとしたところ、この日2人目の常連さんがカウンター席にやってきました。
やってきたのは楓さん。ふっと静かに現れるのがこの人らしい。
瑞樹さんは楓さんにこの日のツキの無さを嘆こうとしましたが、思いとどまりました。
こういうとこって瑞樹さんらしさだなって思います。
あくまで想像にすぎませんけど、ここでこの日のことを全部さらけだそうとしたら、愚痴っぽくなりすぎると思ったんじゃないでしょうか。お互いに愚痴を言い合うのも1つの酒の席だとは思いますけどせっかく友人と飲む機会なら自分はあんまいそういった雰囲気にしたくありません。
楓さんなら愚痴を聞いたからといって気分を害することがそうあるとは思いませんけど、自分ならそういう気の遣い方をすると思います。
聞いて欲しいことを切り上げた瑞樹さんに対して、楓さんはそれ以上追及せず、代わりにお酒を勧めました。瑞樹さんにピッタリのピチピチのお酒です。
流石に9月入るともう扱っているサイトもありませんね。
瑞樹さんも評しているように、カラフルなラベルが目を引く1本です。発砲の日本酒といえば普段スーパーでは澪くらいしか見かけませんし、こちらは一度味わってみたい。雰囲気も結構飲みやすそうですね。
楓さんの勧めでお酒を飲んで、改めていつもここに来る時の楽しさを思い出す瑞樹さん。何気なく最適解へ導くところが楓さんらしい。
そんな楓さんはメニューからメンチカツを発見。楓さんがここまで言うのもなかなか珍しい。後で幻の一品とまで言ってますね。よっぽど適したお肉が入らないと味を再現できないのかな?
このメンチカツの断面描写がたまりません。アツアツで、口の中で肉汁が溢れ出す様子を考えたらこっちもよだれが。こんな至高の揚げ物と発砲するお酒の相性が悪いなんてことはまず考えられません。
餃子とかでもそうですけど、こういった料理は肉々しければ肉々しいほど嬉しい。お昼に定食屋でこういうメンチカツが出て来たらその日の午後はいつもより頑張れそうな気がすると思います。
楓さんが"幻"と評するメンチカツを食べられたこと、そして一緒にお酒を飲んで楽しい時間をすごせたことで、瑞樹さんも前向きに。
久しぶりにしんでれらのカウンターに「酒あわせ」が響いたのでした。
また、瑞樹さんのライブが開催予定の耐震強度偽装疑惑の会場も強度自体はセーフ。めでたしめでたし。
この14杯目はリアルで結構な人数が瑞樹さんと似たような感覚を覚えたことがあるんじゃないでしょうか。
どうしてか何もかもついてない、悪いことが続く。
そんな時、どうしますか?
気分を切り替えるためにお酒を飲むという方もいらっしゃると思います。それに加えて、美味しい物を食べたり、友人に愚痴ったり。人それぞれ様々な行動をとると思います。私は何か気が済むまで食べることが多いですかね。
今回のお話、ありふれた出来事ではあると思うんですけど、それが自然な流れの中でわだかまりが解消される姿にほっこりとします。
まさにAfter20、お仕事のあとのシンデレラでした。
このお話、読み終えてしばらくしてから思ったんですけど、もしこの時瑞樹さんに声をかけたのが楓さんじゃなくて早苗さんだったらどんな展開をしたんでしょうね。
私は、早苗さんには形はどうあれこの日の愚痴を話すと思います。話し始めてすぐか、それともお酒がそこそこ回ってからかはわかりませんけど。
きっと、その時はその時で瑞樹さんも違う形でスッキリして帰ることができるんじゃないでしょうか。こういう時は切り替えられるかどうかが大事になります。ここでは早苗さんを例に出しましたが、案外店員さんやマスターと話すことでスッキリする展開もあったのかもしれません。
こういった意味でも、色々と想像を巡らせることができる面白い回でした。