カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

シンデレラガールズ5thライブツアー 南エリア 福岡公演感想キャスト編

5月から続いてきた5thライブツアーも地方公演はこの福岡が最後。残すはSSA公演だけとなりました。本当に楽しくて充実した3ヶ月ですね。

今回はその期間の中でも唯一の、そして私自身初めての現地参戦となり、特に印象深いライブになりました。

そんな公演を振り返っていきます。まずはキャスト編。

 

福岡公演においてセンターを務めた大坪さん。初日、遠目から見ただけでは誰かわからず、声を聴いた時に会場がわっと沸いたことを覚えています。正直福岡は1stや2ndに出演していた人なら誰がセンターに立っても不思議ではないと思っていました。それでも2日間通して見て、大坪さんがセンターで良かった、そう心から感じましたね。

曲ではまず「おかしな国のおかし屋さん」。王子に注目も集まるこの曲ですが、やっぱり大坪さんとかな子があってこその曲ですよね。遠目で見てもその動きはわかりやすく、2日目に改めてモニター越しに見た時はその表情の移り変わりにもすごいなと思いました。

そして昨年神戸でも歌った「Tulip」 ではセンターに。歌声が曲と相性抜群だと思います。また、個人的にかな子はセクシー路線で結構いけるとも思っています。「なんてね」最高でした。

曲といえば、センターだったので「Yes! Party Time!!」では2番の「大胆でもいい」も担当。あそこもセンターの特権ですし、かな子らしい可愛さが出ていて良かったです。

MCではその対応力を存分に発揮。ホントにトークいいですよね。さらに神企画「好いとーよ選手権」の発案者でもありました。ラジオによるとるーりぃの助言もあったそうです。素晴らしい企画をありがとうございました。

最後の涙にも驚きました。前述の通り安定したトークなので、あまり自分の感情を溢れさせる場面を見せることはあまり無かったと思います。このツアーでは何度も美しい涙を見させてもらいました。その度に自分も胸にこみあげるものを感じます。

最高の公演と思い出をありがとうございます。

 

今回は「Nothing But You」にてネコミミと尻尾を外してステージに立ったなつ姉。少なくとも私は初めて見たと思います。決してみくが自分を曲げたわけではないというところまでしっかり説明してましたね。

一方で「ニャンと☆スペクタクル」ではいつも通りあの早口言葉を完走。現地で見ると改めてあそこの盛り上がりが分かりますね。披露3回目ですけど、もう「いつも」という表現がしっくりくるくらい馴染んでます。

MCでは大坪さんと絶妙なコンビでした。この2人の掛け合いはいくらでも聞いていられそうです。実況と解説のそれっぽさよ。そしてあの笑い声ホント好きです。

最後の挨拶ではセンターの大坪さんについてやコンテンツのことについて話していました。MCの時とは対照的な落ち着いた話し方が印象的です。また、その内容は幕張でゆきんこさんが話していたことにも通じる部分があると感じます。今まで数々の舞台に立ってきたベテランならではの言葉でした。

 

まだのじょさんがツアーに参加してないことの方が驚きです。今のシンデレラガールズの人数すごいですよね。

今回は公演と莉嘉の誕生日が重なっていることもあって、2日目は開演直後にお祝い。始まってすぐでしたが、涙まで見せました。あの人数が一斉にお祝いを言うってかなりすごいことですよね。

開幕ソロ1曲目に登場した「SUPERLOVE☆」ではパワフルなパフォーマンスを披露。腰の動きとか動き回る姿とか凄かったですね。静岡と幕張の流れを見ているとおそらくソロの1曲目にはこの曲がくるだろうと思っていましたが、やっぱり盛り上がりますね。ほんと凄い。

お姉ちゃんが歌っている「Tulip」 にも参加。こういう展開はたまりません。莉嘉が背伸びをしながら歌っている感じも伝わってきました。数年もすれば、きっと完璧に歌いこなせるカリスマギャルになることでしょうね。

 

北九州出身で凱旋となったねこさん。北九州弁の藍子ちゃん、最高に可愛かったです。なぜ私の横に藍子ちゃんはいないんでしょうか。

そんなアホなことはさておき、始めて現地で見る「青空リレーション」、遠くから見てもよくわかるくらいの可愛らしい振付でした。笑顔も歌声も素晴らしいですし、何度でも見たい。

印象に残ったのは「桜の頃」。こちらでは引き締まった表情で優雅に歌い上げてくれました。限定SSR以来、藍子ちゃんは和風もいけると思っていたので、公式からその要素を実現させてくれると嬉しいですね。石川での「Love∞Destiny」といい、自分が思い描くものを現実に見ることができました。

もちろん「生存本能ヴァルキュリア」ではかっこいい姿を。今回のツアーでは披露されたここまで2回両方にいたのはねこさんだけです。この曲だとねこさんのよく伸びる歌声が生かされますよね。

 

ツアーはここだけの参加の渕上様。自分の周りにも加蓮Pの方を多く見かけました。最後の「またどこかで」がこの人らしいですよね。

とても楽しみにしていた、今回初披露のソロ2曲目「Frozen Tears」。ただただ聞き入っていましたね。澄んだ加蓮の歌声が心に染みわたり、さらには曲中で初日は「ナイショ♪」、2日目は「ありがとう」がアレンジされていました。加蓮Pが昇天する音が現地で聞こえた気がします。加蓮Pでない私も無事に致命傷でした。

そして始まる「Memories」。カッターさんとのコンビネーションは抜群で、表裏一体感のあるあのダンスが見事でした。

自称・加蓮の親戚のお姉さんという表現もすごく印象に残っています。こんなお姉さんがいたら、実際に加蓮は結構懐きそうだなと思いました。加蓮に方言を教えてくれてありがとうございます。ホント小悪魔でしたし、いつか加蓮にも「Tulip」を歌ってほしいです。

 

「Neo Beautiful Pain」、衝撃のステージでした。あの激しいダンスは未だに頭から離れません。まず手をぐるぐる回す所、ここはダンサーさんも連動した動きがとても美しかったです。そしてなんといってもあの飛んだ所。初日に見た時はマジで驚いて頭がフリーズ。そこから最後までほとんどサイリウムも振れずに見入っていました。もうすげーわこの人って思いましたね。

しかも本人が希望してダンスを増やしたというのだから驚きです。上に挙げたどちらもカッターさん発案のもの。後者に至ってはゲネでやってみて怒られなかったから加えたということなので、ほとんどアドリブに近いと思います。あんなに遠くから見ていたのにここまで頭に残るとは思いませんでした。

次に披露する時のハードルもとんでもないですが、カッターさんならきっとそれを超えていくでしょう。

前半では「Nothing But You」が印象的です。この曲でも奈緒のあの歌声が際立っていましたね。イベントで聴いた時から奈緒のクールさがよく出ている曲だと思いましたし、聴いてみてそのカッコよさに改めて惚れました。

「好いとーよ」ではツンデレっぷりを如何なく発揮。えらくストレートに言ったなと思ったら、そこからの流れが最高でした。あれはまさに奈緒。ニヤニヤが止まりませんでした。あんなの見せられたらいくらでもいじりたくなってしまう…。

 

軍曹は福岡出身ということで凱旋公演。初日、キャストさんの地元組紹介の中でしっかりアピールしていました。

福岡では、「この空の下」「オルゴールの小箱」と、静岡に続いてバラードが似合う軍曹の姿を見ることができました。上記奈緒もそうですけど、ライブで見ることで改めて、やっぱりクールだよなぁ、と感じました。芯のある歌声で曲を引き締めてくれます。

「好いとーよ」では「純情Midnight伝説」に乗せて好いとーよを届けました。好いとーよも良かったのですが、その後の崩れ落ちた村中さんを取り囲んでの集会に笑いました。自然にあんなことをやっちゃうキャストさん達が大好きです。

 

昨年4thで見た時はかなり強張った表情で歌っていた印象の下地さん。一方で可愛らしい歌声だったのを覚えています。昨年を経た今回の「恋色エナジー」は笑顔が印象的でした。アイドルを初めてすぐの中野ちゃんと、アイドルを始めて可愛いを目指してからの中野ちゃんとを見ているようで、時間の流れは面白いなと思います。4thから福岡までは1年も経っていないんですけどね。それでも大きな変化があるものです。

「Nothing But You」ではデレステ同様にセンターへ。ここでも面白いことに、その小柄さがメンバーの中でも目立っていて、同じく小柄な中野ちゃん本人のようでした。デレステのメンバーだと他にも輝子とかが小柄ですが、今回は周りが結構スラッとした人が多かったですからね。

次のSSAではメロイエも勢揃いですし、ユニット曲の期待も高まりますね。この福岡でも素敵だった笑顔がまた見られるのを楽しみにしています。

 

ツアーはこの福岡から登場ということで、「lilac time」を楽しみにしていました。昨年の4th前はほぼノーチェックだったこの曲ですが、曲と歌っている姿を見てからは印象が大きく変わりました。今思えば、当時はまだどの曲でも試聴すらほとんどチェックしていなかったですね。

今回の「lilac time」は花冠を付けて登場。CDジャケットでも今回と形状は違えど花冠をつけているので、その再現となりました。やっぱり聴いていて心地よい歌声ですね。そして笑顔。夕美ちゃんを一言で表すなら「癒し系」だと思うのですが、まさにその通りの姿だったと思います。

初日の「好いとーよ」選手権では見事優勝。地元出身、そしてキャラのお花好きなところを生かした見事な好いとーよでした。破壊力よりも完成度が素晴らしかったですよね。あの水筒でアニメしんげき1話みたいにピクニックするんでしょうか。ピクニックといえば、今回歌った「生存本能ヴァルキュリア」のEDコミュでもピクニックしてましたね。

 

 地声で喋っても会場がどよめくことはだいぶ減った気がします。それでも、急に志希の声との切り替えがあると驚きますね。

今回は「この空の下」で優しい歌声を披露。「つぼみ」もそうですけど、志希のバラードいいですよね。いつかトワレも生で見たいな…。

印象に残っているのは、2日目に急に「おくすりの国の姫」と言われて、「誰?」と返した時ですね。あそこは反応が完璧すぎて。自分だと認識してからはすぐに王子の浮気を追及しにいくまで早かったです。なんやかんやあっさり許すところまでことみんらしい。

 

上に出た浮気する王子の人。2日目に爪を噛みながら出てきた時は笑いました。ただ、王子役はピッタリで、ポーズやセリフなど、そのセカイの表現まで含めて完璧でしたね。お気に入りは「ボクを縛る青き衣の封印を解きたい」(うろ覚え)、意訳「暑いから早く脱ぎたい」ですね。マイク不調で聞き取れなかったセリフ部分も大坪さんが直後のMCでしっかりフォローしてくれたので聞くことができました。

曲ではソロ曲が無かった代わりに「Nothing But You」「生存本能ヴァルキュリア」に参加。NBYでは曲の雰囲気と絶妙にマッチしていましたし、ヴァルキュリアでは一番の盛り上がりとなる「生き残れ」の部分を担当し、見事生存。

このツアーでは、静岡でもラブデスと純情を歌いましたし、なんと新たにSM曲を4曲覚えたことになります。SSAで歌う曲もあるでしょうし、負担としてはかなり大きかったと思います。見事にやってのけるのがすごいですよね。

 

周年ライブには初登場となる高田さん。その舞台は凱旋となる地元北九州。「好いとーよ」選手権ではめんべいを宣伝する一幕もありました。

開幕してすぐは、遠目から見て「あれ?高田さんいる?」と思っていました。その答えは「Yes! Party Time!!」の途中で明らかに。まるでよしのんそのものの様なウィッグを着けていたので、高田さんのシルエットが確認できなかったからでした。あの髪型だと全然雰囲気が違いますね。

そのシルエットは初披露「祈りの花」でより鮮明に。枝を持って、踊るというよりも舞うという表現が似合う振付は独特の雰囲気がありましたね。直前の「桜の頃」から作り上げられた和の空気の中心でした。

普段は結構賑やかな方ですが、今回のステージ上では若干抑え目。やっぱりよしのん意識でしょうか。それでも、初日最後に「やる気と元気はユウキから」を聞けてうれしかったです。

 

遂に上田しゃんも出身地福岡の地で初ステージ。「ばり好いとーよ」良かったですねぇ。優勝も納得の構成力。あと、直後に下地さんとお互いに謝りあっている姿が面白かったです。

「この空の下」は意外な選曲でした。全体曲以外で、上田しゃんとして初めて歌う曲でしたからね。可愛らしい歌声で、歳相応感と、着ぐるみを着ていないアイドルとしての姿を見られたと思います。やっぱライブっていいですね。

「生存本能ヴァルキュリア」ではどっちかというとカッコいい雰囲気に。上田しゃんはロワ報酬のカードがカッコよくて好きです。あのイメージに近かったですかね。

この福岡は上田しゃんのかわいさもカッコよさも感じられました。いつか太陽神やファラオになる日もくるのでしょうか。SSAでの「サマカニ!!」も楽しみにしています。

 

  • 種﨑敦美さん 五十嵐響子役

石川での「because」はもはや伝説ですね。まさかステージ上でも触れられるとは…。今回も2日間通して、MCで数々の爪痕を残しました。九州最高!

ただ、私の中ではその数々のMCよりも、ステージ上での姿が強く印象に残っています。今回はソロ曲の披露はありませんでしたが、「桜の頃」「Take me☆Take you」「Tulip」に参加。全体を通して、表現力の高さに震えました。

「桜の頃」では動きに優雅さを。和なテイストの曲で、独特の振付もあるこの曲の雰囲気を体で表していました。憂いを帯びたその表情も心に残っています。

Take me☆Take you」ではセンターで、笑顔で歌っていた姿をよく覚えています。なつ姉の、種﨑さんが以前にこの曲を歌ったことがあるという勘違いは、多分初披露された5th記念ニコ生でその場にいたからですね。経験者と勘違いされる方がすごいと思います。

「Tulip」は歌声に色っぽさを感じましたね。そして、どの曲でもそうだったんですけど、ダンスがすごく滑らかでした。無駄な動きが少ないんですかね。動きにキレがある、メリハリのある動き、みたいな表現とは違うのですが、とにかくキレイだったと思います。

今回のこのステージを見ていると、今まで以上に色々な曲を歌って欲しくなりました。何度も書いている「Love∞Destiny」、「命燃やして恋せよ乙女」も面白そうだと今回のパフォーマンスで思いました。

そして破壊力がとんでもなかった「好いとーよ選手権」。トップバッターで「準備なんてできるわけないじゃないですか…」と言いつつ、完璧な響子ちゃんの甘々な好いとーよの破壊力に悶えました。ここまで含めて、種﨑さんのことをとんでもない役者さんだなと思いました。

 

何といっても「Nothing But You」。初日、生でその歌声を聴いた時に、心が震えるのを感じました。「愛してるって その一言だけ」とか私の心に刺さらないわけがないです。今回福岡に行って、奏に対する自分の感情が1個上のステージにいったと思います。カバーの「奏」を初めて聴いた時に感じたものがさらに大きくなりました。奏の声、そして歌声をいつまでも聴いていたい、新しく喋って欲しいという欲望です。

「好いとーよ」選手権では[カタルシスの華]をオマージュしたセリフを披露。明るい陽の下にいる私のお気に入りの1枚です。遠い地へ来た状態、カードでは石敢當もありましたし、島という設定こそありますが、同じ九州の地へ来ている状態でのあのセリフは最高でした。翌月曜日のデレラジではその場の雰囲気で言わなかった部分も披露。あそこまで含めて奏の言葉だなと思いました。

 

後ろに書いた2人の写真でお気に入りのものが1枚。

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なんかすごい好きです。

すげー無防備に口を開けている飯田氏と、響子ちゃんさながらの種﨑さん。

ご丁寧なことに種﨑さんが着ているエプロンは、多分今回会場の物販で販売されていたミニッチュの響子ちゃんセットに含まれていたものです。この写真見てからにわかに欲しくなってきました。

 

 

毎度のことながら、公演から1週間以上開けてようやくライブの感想キャスト編を書き終えました。

現地ということもあって感じ方が変わる部分も多かったですね。それについてはセトリ編で多く語ることになると思います。キャストさんについては、全体曲で1人だけ髪の色が大きく違う志貴さんはわかりやすいな、と思いました。相当目立ちます。

 

 

以下は動画での感想です。記事よりも新鮮な時間に吐き出した感想なので、ここでかけていないものもフォローしてあるかもしれません。


シンデレラガールズ5thライブツアー 福岡公演初日感想 初めて現地で参加して


シンデレラガールズ5thライブツアー 南エリア 福岡公演2日目感想