カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

シンデレラガールズ5thライブツアー 首都エリア 幕張公演感想 キャスト編

やっぱり、人の頑張っている姿やその成果には輝きがありますよね。2日間の幕張公演。3rdライブ以来に戻ってきたこの地で、あの時初めて出演されたキャストさん達がさらなる進化を見せてくれたことがとても感動的でした。

私にとっても3rdライブは大きな転機でした。サマフェスで興味を持ち、初めて本格的なライブのLVを見ました。サイリウムの購入も、曲に合わせて振る事も初めてでした。ここであのライブを見ていなければ、こうしてブログを書いている自分はいなかったでしょう。

 

もちろん、3rdが初登場だった方だけでなく、それ以前からずっとシンデレラガールズのライブに参加されていた方達の安定感と安心感も強く感じたこの公演。今回も一人一人について振り返っていきたいと思います。

 

この公演のセンターとして、そして城ヶ崎美嘉役として、最高のパフォーマンス、最高のカリスマを見せてくれました。本当に素晴らしいものを見せてくれてありがとう。

まずは「NUDIE★」。大阪でも凄かったこの曲ですが、この幕張でもそれを超えるくらいのパフォーマンスでした。2日目に、アニメで美城常務が美嘉にさせた大人っぽい路線のことを意識して表情を変えたと話していました。私も同じことを感じながら見ていたので、自分の目に少し自身が持てました。後半になるに連れて、前半の大人っぽさを感じさせるアンニュイな表情から、自身に満ち溢れた笑顔に変わっていった様子は忘れられません。

「Tulip」は昨年の神戸同様センターに。こちらもカリスマギャル全開でした。春に超会議で見せたあのダンスは何だったのでしょうか。こちらは完璧に色っぽさを感じさせるダンスと歌でしたね。

反対に、とても可愛い姿を見せてくれたのは新曲「SUN♡FLOWER」でした。ずっとずっとの所で手を上げ下げするところが大好きです。ここでは曲名のように弾ける笑顔が印象的でしたね。

最後の挨拶では、765さん等の先輩の名を挙げ、自分の理想のセンターにはなれなかったと言っていました。でも、私から見たるるきゃんの姿は、立派に役目を果たす頼れるセンターでした。

最後に、「これからもアイマスですよー」と言うところのタメには、そのセリフへのリスペクトを感じました。美嘉をその場所に立たせることも合わせて、るるきゃんがいかにその場所へ強い思いを抱いていたかがよくわかります。大阪の時から、今までよりさらに1つ上のステージへ昇ったように見えたのは、センターを任されたことと無関係ではないでしょう。

まるで本人のことを知っているかのように書いてしまい、申し訳なく思う気持ちもあります。しかし、今回るるきゃんが私に感じさせてくれたことはとても大きかったです。終わってからしばらくは感情ぐっちゃぐちゃでした。

最後に「アイマス最高」と叫んでくれた姿まで、最後まで泣かせてくれるもんですからねぇ。末永く美嘉とシンデレラガールズをよろしくお願いします。

 

5thツアーはここから参加のふーりん。その力強い歌声に懐かしさを感じますね。特に「Nation Blue」はその歌声が安心感を与えてくれます。なんでしょうね。ふーりんがいるだけでかなり引き締まって聴こえます。

昨年に続いて披露された「Anemone Star」。カッコよさがまた一段と増した気がします。特に振付の中で、弓を引いているような動きをするところがあったのですが、そこがとてもサマになっていました。表情も自身に満ち溢れててね、ホントかっこいい。バラードが続いていた会場の雰囲気を簡単に変えて見せましたね。

全くの予想外だったのは「With Love」。曲が披露されることは考えても、まさか凛がセンターに来るなんて思っていませんよ。初日は少しはにかみが見えましたが、2日目は初日より伸び伸び歌っていたと思います。凛をその場所に連れてきてくれてありがとうございます。

 

ふーりん同様にこの幕張から参戦の飯屋さん。やっぱりこの人がトークにいると面白さが増す気がします。あの笑い方も好きですね。あと、初日にあった七夕の短冊を当てるゲームでは、あのとぼけた表情が最高でした。宣伝も忘れないキャストの鑑。イベントを走った未央Pの方々はボーダーが伸びないか、気が気でなかったことでしょう。

昨年に続いて披露の「ステップ!」。歌っている姿はもちろんのこと、観客にコールをふるせーいっぱい!とめーいっぱい!の言い方が完全に未央なんですよね。そして間奏中のセリフ。2日続けて、Serendipityにかけた名ゼリフを生んでくれました。るるきゃん曰く「センスある」だそうですけど、未央本人から生まれたようなあのセリフは、この人じゃないと言えないと思います。

「Snow Wings」ではふーりんとあしゃかさんとCDジャケットを再現。初日MCで、ふーりんと一緒にポーズをとっていましたね。あそこの2人の不思議な表情が頭から離れません。

SSAでは「情熱ファンファンファーレ」にも期待しています。

 

宮城に続いての出演となったゆきんこさん。今回は柔らかい表情が印象的だったなと思います。

スローライフ・ファンタジー」は宮城に比べて少し余裕を持って振付や表情を意識して聴けました。振付では、顔の前で両手を左右に動かすところが好きです。時間が巻き戻るような音楽と共にされる動きがいいですよね。

「この空の下」では慈愛に満ちたような優しい歌声でした。3rdでの「あいくるしい」といい、杏が歌うしっとり系の曲は心にしみます。杏という独特のキャラだからこそ生まれる意味があるのでしょう。

最後のるるきゃんの挨拶では、「もっと頼れよ!」と言ったエピソードが紹介されました。できない事は知っているんだから、と言う所まで杏らしいですよね。後輩が増えてもまだまだ前線でこれからも歌って欲しいです。

 

宮城の時は気付かなかったのですが、ウサミミは帽子を突き抜けてたんですね。

宮城に続いて2回目の披露となった「メルヘン∞メタモルフォーゼ」。キレ、増してませんでした?初めて見た時から、音の高さやキックなんかの振付も含めて、「よくやるなぁ」と感心していたのですが、この幕張では、キメる所が本当にピシッとし、キックでもかなり足が高く上がっていました。凄いですよねぇ。10年先もこの歌を歌いたいという思いが伝わってきます。

「命燃やして恋せよ乙女」は初披露。17歳なのにとんでもなく合うなんてフシギダナー。この曲らしく、とても情念のこもった歌声でした。

両日とも折り返しのMCではりっか様と司会も務めましたね。まずは司会の絆を深めろってツッコミのありましたけど、あのずれ具合がとても愉快で、ある意味息が合っていたと思います。2人ともラブレターに2曲目のソロが収録されていたんですよね。この2人になった理由はわかりませんが、この辺の繋がりからでしょうか。

 

普段ライブで歌っている時は紗枝はんのはんなりを体現してくれるりっか様。ただ、この5thライブツアーでは紗枝はんの新しい1面も表現してくれています。

大阪では「Lunatic Show」でいつもと違う姿を見せたように、幕張では「Tulip」がかなり新鮮でした。手で髪をかきあげる姿がホントに素晴らしくてね…。色っぽさが凄かったです。まさに下に掲載する絵のようでした。

「薄紅」は相変わらず本当に清らかで美しい。2日目は映像トラブルで序盤を見られませんでしたが、2日ともとても素晴らしかったです。大阪でも幕張でも、シルエットとなったその姿は天女のようでした。天界経由で幕張に来たみたいなことも言っていたことにも納得です。

「アタシポンコツアンドロイド」もかなり印象的でしたね。今回はセンターでこの曲に登場。ころころと変わる表情が見ていて楽しかったです。「Tulip」を歌ったこともあってか、この曲含めて投げキッスがかなり多かったと思います。とても良いものを貰いました。「Can't Stop!!」でも相変わらずのダンスを披露。銃撃つ仕草がホントに似合います。

 

宮城では投げキッス嫌がったはずなんですけどねぇ。この幕張では「Tulip」で思い切りチュッチュチュ言ってました。JUNGOさんの言う「似合わない」も意味はわかりますが、「Tulip」を歌っていたまっこさんはとても良かったです。

キスの前にはベールを被って、デレステでのイベントでも歌った「With Love」にも登場。普段活発なユッキのイメージの分、「Tulip」もこの曲も、紗枝はん同様に新しい一面を見られました。

2日目のエチュードでは美優さんと「九十九里浜でのスイカ割り」に挑戦。2人で真剣な表情で打ち合わせをした後、熱演を披露。ユッキらしい私生活でしたね…。あの2人は、アニメ化もされたバーでのお話しでも美優さんが面倒を見ていましたし、ユッキはお世話されてないと危なっかしいですね。

スイカ割りでも野球に関する発言はたくさんありましたが、そこ以外でも各所に野球に関する発言がちりばめられていました。幕張ということもあって「We are」を含め、ロッテ関連の事が多かったです。「魚」については笑いました。

 

 大阪では「青の一番星」を始めとした和な曲を歌ったり、551のCMの再現をしたりしましたね。この幕張ではソロ曲こそ披露しませんでしたが、周子の色々な面が見えて面白かったです。歌った曲調の振れ幅は周子が一番大きかったんじゃないでしょうか。

「この空の下」は周子に歌詞がすごくマッチするんですよね。公演前の予想でも周子の「この空の下」はあるかもね、と思っていたらドンピシャでした。他2人は外しましたが。

実家と喧嘩別れした過去、プロデューサーと共に歩み始めたアイドル、そこで出会った仲間、そして両親との和解、周子はこの全てを抱えて、乗り越えて自分の道を進み始めたと思います。これを見事に表現してくれてありがとうございます。

 

発売からすぐに3rdライブで披露された「Can't Stop!!」。あの頃はまだまだコールも小さかったのですが、今となっては盛り上がること確定の1曲となりました。間違いなくあじゅじゅがここまで頑張ってきた成果の結晶ですよね。

大阪でもここでも披露したセクシーポーズといい、2年って大きい時間だなと思いますね。幕張公演が終わってから3rdのBDを見返してみたのですが、あの頃はまだまだ緊張がかなり出ているなと思いました。今はもうシンデレラに欠かせない1人ですね。

「命燃やして恋せよ乙女」の、「ビール大好き、乙女」も早苗さんらしさが出ていました。ビール美味しいですよね。私も幕張終演後に飲みたくなったので1本開けました。

 

千葉出身なので凱旋となった今回。チーバくんの顎の位置に幕張メッセがあることはしっかり覚えました。この5thライブツアーでは宮城も幕張でも、里奈ぽよの新しい一面を見せてくれました。

なんといっても「あいくるしい」は驚きました。最初はこの曲と里奈ぽよのイメージが合わなかったのですが、聴いていく内にどんどんと馴染んでいきます。WWGでもわかるように、奔放な雰囲気からはなかなか掴めない繊細さと優しさを持つ子です。そんな一面を十分に引き出してくれました。これもセレンディピティ

最後の挨拶で見せた涙。地元でのステージは、やはり感慨深いものでしょう。ホントに綺麗な涙でしたね。これ以上は語るまい。

 

ダンスの凄さがかなりの人々に知れ渡ってきた麻夏さん。そのダンスが特に目立ったのは「Tulip」だと思います。千枝ちゃんのことを考えると、11歳になんて曲を…という見方もありますよね。「生まれつきの小悪魔は天使に見える」の部分を歌わせた采配は素晴らしい。この辺りは、千枝ちゃんなら数年後には歌いこなしてそうです。実際、麻夏さんの歌っている姿は、少し成長した姿の千枝ちゃんに見えます。

上のように思うのは、歌声にも要因があります。「Tulip」もそうですし、特に感じたのは「Nation Blue」ですね。低い歌声がとてもクールでした。まだまだか細い声の千枝ちゃんですが、声についても少し成長すれば、こんなクールな声になることでしょう。そして、MCではふられたことに恥ずかしがりながらも、とんでもなくセクシーなその仕草を見せてくれるんじゃないでしょうか。

そういった所を見出したからこそ、千枝ちゃんの声優に麻夏さんが選ばれたのでしょう。挨拶で話していた、千枝ちゃんの声優になるまでの経緯も合わせて、そんなことを思いました。

 

5thライブツアーでは出演予定がここのみなので、ライブに行く唯Pはこぞってこの幕張を目指したことでしょう。個人的には、あじゅじゅ、まっこさんもいたので、4thで見せたパッションのソロ3曲の流れに期待していました。宮城で一等賞が披露されていたので、その可能性は薄いとは思っていたんですけどね。

今回はソロ曲のトップバッターとして「Radio Happy」が登場。静岡のロマナウに続き、とんでもない盛り上がりのパッション曲が先頭に来ています。

昨年も驚嘆のパフォーマンスでしたが、今年も凄かったですね。曲が始まってすぐの、ダンサーさんとの息の合ったダンスがとても印象的です。MCでは、「次回以降よければあの波のダンスを周りに迷惑をかけない程度に一緒にやってください」という呼びかけもありました。周りに迷惑をかけるのは論外ですが、楽しそうなので、できる範囲で私もやってみたいです。

MCで印象的だったのは、飯屋さんに対して「先輩!マズイですよ!」みたいな発言をした所です。見せられないよ!みたいな動きと合わせて、とてもおもしろかったですね。

 

イベントも含めて、シンデレラガールズでステージに立つのは初めての藤田さん。「ボロが出ないように」との抱負通り、とても清らかな姿だったと思います。普段の姿?知りませんねぇ…。

やっぱり印象的だったのは「あいくるしい」。歌いだしの声を聴いた所でその澄んだ歌声に聞き惚れました。「アタシポンコツアンドロイド」でのかわいらしい歌声といい、ゆかりちゃんの様々な歌声を聴けたと思います。「With Love」もかわいらしさが出た歌声でしたし、あのベールがとてもよく似合っていましたね。

 

昨年の5周年記念ニコ生に続き、シンデレラガールズのステージは2回目となります。前回はまだまだ緊張の残る様子でしたが、今回はそれをかなり払拭できていたように思います。歌声も、さらに伸びが良くなっていました。キャラとして歌うことに慣れたのか、凄く入り込んでのパフォーマンスになったからそう感じたのだと思います。

美優さんの歌声を聴いていると、さやさやが年齢を偽っているんじゃないかと思うくらい大人の雰囲気があります。「命燃やして恋せよ乙女」はこの声と絶妙にマッチしますね。

「Take me Take you」は、本人が言っていたように、気持ちが伝わってくるようでした。歌っている表情がホントに良かったですよね。いい笑顔でした。

 

宮城の忘れ物、「in fact」。幕張公演初日、都合が怪しくてLVも断念しいうとしていた私が両日参加したのは、この曲を聴けていなかったから、という理由が大きかったです。結果として2日目の方に若干の邪魔が入るのですが、それでも2日間この曲を聴けて本当に良かったです。

今回は初めて椅子に座って歌い始めました。私は、その座っている姿にCDジャケットのありすを重ねました。ジャケットのありすは特に好きな一枚です。儚げにたたずむ姿、若干の孤独を感じさせる様子、アイドル橘ありすを語る時、まずこの一枚から語るべきだと思う一枚です。私の中では、椅子に座っている姿が、CDジャケットで1人たたずむありすと被ったのです。

そこから紡ぎだされるストーリー。続く「この空の下」と合わせて、よくここまでの演出を考えられるなと思いますね。ずっと大切な人に素直になれないところから、「聞こえてくるみんなの声が」は反則級にヤバい。そこからは1人でのステージから3人のステージへ。最後に集まる時に顔を見合わせるのもニクいですよね。

みーなさんのパフォーマンスも昨年からまた一段と上に昇りました。ありす自身の心の叫びのように聞こえたのが、「心を閉ざしてるわけじゃないよ」の部分。ここは私の頭の中に強く残っています。少し時間をおいた今でも明確に再生できるくらいです。ついでに言うと、思い出す度に目頭が熱くなります。歌っている表情や仕草も、どこをとっても「良かった」としか言えないですね。

「Nation Blue」で宮城に続いてセンターにいたことも嬉しかったですし、全体曲もとても楽しそうにしていた姿も印象的です。まさに、仲間に囲まれての姿ですからね。

何度でも、橘ありすを演じてくれてありがとう、と伝えたいです。

 

 

 

大変遅くなりましたが、キャスト編の感想です。続いてセトリ編についても書いていきます。ここは期間が3週間空いてて助かりましたね…。