カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

シンデレラガールズ5thライブツアー 中央エリア 石川公演 感想 キャスト編

正直あのライブからもう1週間経つのかと思うと信じられませんね。魂をLV会場に忘れてきたんじゃないかと思ってしまいます。大阪までには取り戻さないと。

さて、宮城公演同様に、キャストさんそれぞれについての感想を書いていきたいと思います。

 

 

この公演の出演者の中で最年長の牧野さん。このライブではセンターを任され、ステージの上でも、その陰でもメンバーの中心格として動いてくれました。その存在感はやはり大きかったですね。また、宮城公演でセンターだったれいちゃまさんからはリボンに付けるパールを受け取ったそうです。こういう話ホント好きです。

披露された曲ではそれぞれ表現力の高さが圧巻でした。印象的だったのは「あいくるしい」。Cメロは鳥肌モノでしたね。あの歌っている姿を見て感じ入るものがないはずがありません。昨年神戸で初めて見て、とても興味を引かれた「エヴリデイドリーム」「Love∞Destiny」もやっぱり凄かったです。目を覆う指の動き、マイクを持ってたたずむ姿…どれをとっても張りつめているものがあったと思います。

そして、2日目最後に笑顔で旗を振っていたあの姿。とても印象的で、心の中に焼き付いています。最初から最後まで、センターを全うしました。本当にありがとうございます。

 

出演アイドル、キャスト通して唯一の石川出身。本人も凱旋公演に向けて、感慨深いものがあったようです。地元出身だからこそできるMCや、伝えられることがあり、こちらも感動をもらいました。MC終わりにみんなで、「この曲やよ」と言ってくれたのはかわいかったですね。地方公演ならではです。

私が今回楽しみにしていた「ヴィーナスシンドローム」。私はまだこの曲をライブで見たことがなかったですし、見たことがある方でも、洲崎さんが登場するとなれば、やはり期待した人も多いことでしょう。聴いていて、美波の気高さを感じましたね。ヴィーナスですよヴィーナス。正直、石川が生んだ女神は過言ではないと思います。ひゃくまんくんの裏にも洲崎綾と書き込もう。

「生存本能ヴァルキュリア」ではデレステでの美波同様センターに。ラスサビ前のソロは凄かったですねぇ。声の伸びがとても気持ちよかったです。

最後の挨拶では「M@GIC」の歌詞を引き合いにだしていました。やっぱり「M@GIC」は最高。両親の前でも晴れ姿を見せられてよかったですね。

 

大坪さんは、今回のメンバーの中で、特に安定感が際立っていたと思います。この人がMCにいればとにかく笑いが起きますね。初日最後のMCでの「あの子」発言だったり、飯田氏に対しての「2番目」だったり。どんな時でも笑顔で周りを巻き込んでいってくれました。

昨年が初披露だった「おかしな国のおかし屋さん」は今年も色褪せることなく、そのおとぎ話の世界へと連れていってくれました。王子が注目されがちですが、王子が登場できるのはおかし屋さんの活躍があってこそ。レモンタルトをとり損ねた時までかな子のままなのはすごいです。

 

津田さんも古くから参加しているメンバーの1人ですね。今回はちゅっちゅわこそできませんでしたが、「空と風と恋のワルツ」を披露してくれました。神戸に続いて披露されたこの曲、公演の中でも雰囲気がかなり違う曲ですよね。恥ずかしがりやな美穂らしい可愛い曲です。「みんなが見てる」の歌詞の時の振付で、左右に目線を送るのがすごく好きです。あそこホントかわいい。

「Love∞Destiny」では初日披露後に、腰を見てほしいと言っていました。2日目はそこに注目していると、確かに腰がグイングイン動いていました。セクスィー。

最後の挨拶では涙を流す姿も。あんまり泣いている姿のイメージがなかったので意外でしたね。最後のおねしんの時の牧野さんと抱き合ってから泣いた時には、なんだか心が温かくなりました。

 

 「青空リレーション」、良かったですよねぇ。今回の公演でかなり楽しみにしていたこちらの曲。期待通りにとても可愛く、楽しい曲でした。振付の中で、スカートをちょこんと持ち上げるところがいいですよね。

凄かったなと思うのは「Love∞Destiny」。怖さという意味ではメンバーで一番だったと思います。ねこさんは背が高いので、この曲独特の沈んで上がるダンスがよく映えますし、美人さんなので真顔に迫力があります。「青空リレーション」での笑顔とは対照的でしたね。私はこの曲のMVを見る時には、よく編成に藍子を入れていたので、公式でも披露される機会があって嬉しかったです。

ねこさんは料理もできますし、コミュ力も結構なものだそうですから、今回の公演が終わった後に、すごくスペック高い人だなと思いました。

 

今回ソロ曲こそ披露されなかったあっさむですけど、その存在感は独特のものがありますね。オリメン不在の「私色ギフト」ではメンバーの中で中心になっていた印象を受けました。また、「Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~」ではその甘い声がよく合っていました。やっぱりアン、ドゥ、トロワはフレちゃんが言うのがしっくりきます。

一番印象に残った所は、色んなところでも見かけましたけど、「キラッ!満開スマイル」ですね。絶対この子悪いと思ってないよ、と思わせるあの歌い方は天才的です。美城常務が頭を抱えている姿が簡単に想像できてしまいます。

MCでもその存在感は抜群。初日クイズでの引っ掛けや2日目のかりんさんが飯田氏への愛を語るところとか、やっぱり飯田氏とあっさむの関係は見ていて面白いです。最後のあいさつでは終始笑顔にマイペースに喋り、ホントにフレちゃんしてるなと感じました。やっぱりフレデリカは笑顔のイメージです。

 

いつもは眼鏡の印象も強い上条さんですが、今回はクールな面を全面に押し出したライブでしたね。昨年に続いて参加した「生存本能ヴァルキュリア」でもそのカッコよさは良かったですが。何より驚いたのが、「Nocturne」での歌声。飯田氏、洲崎さんと、かなりの歌唱力を持つ2人にまったく引けをとらない歌声でした。シビれましたね。

みつやすさんは今回初日にご家族がいらっしゃっていたそうです。みつやすパパさん、席があって良かったですね…。

北陸といえば、福井県鯖江市が眼鏡で有名ですので、少し場所こそ違いますが、上条さんにとって大事な公演だったんじゃないかなと思います。

 

ステージ上での弾けるような姿は薫ちゃんそのものにしか見えないなっぴー。「私色ギフト」は薫ちゃんに初めて声がついた回の曲ということもあり、本人も思い入れのある曲だったようです。現在なっぴーが薫ちゃんの声を続けてくれている状態と重ねても、この曲を彼女が歌ってくれたのは良かったなと思います。

「絶対特権主張しますっ!」では、幼いながらに芽生えた初めての独占欲に会場から歓声が。安野P、有能。

2日目最後の挨拶で泣いていた姿も印象的です。これからも薫ちゃんとシンデレラガールズをよろしくお願いします。

 

この人はこれからどこまで伸びていくんだろうか、そう思うくらい、これからがとても楽しみなパフォーマンスだったと思います。見た人ならわかると思いますけど、歌っている姿がすごいです。目がこっちを向いていなかったり、おどどしていたり。それでいてMCではとてもマイペースに話すので、すごい胆力と切り替えだなと思って見ていました。

特に印象に残ったのは 「Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~」。センターで歌ったこの曲、LV会場で見ていて、一瞬カメラをまっすぐに見ている姿が映りました。これまでずっと目をそらしていた姿とのギャップ、そしてこの曲の雰囲気に呑まれ、ゾクッとしました。まだまだ声を担当して1年弱だと思うんですけど、これからもっとキャラとすり合わせていくと、最終的にどこまでの境地に達するのかがとても楽しみです。

 

今回の公演の中では唯一の10代。しかし演じるシュガハさんは石川公演の出演アイドルの中では最年長という面白いことになっています。かなり年齢差のある組み合わせですが、これが面白い程合うんですよね。花林さんとはまた違った方向で今後どうなっていくか楽しみです。ゆみりさんが、シュガハの姐さんって呼ぶのホント好き。

個人的ハイライトは「Love∞Destiny」。正直予想していなかった人選でしたが、考えてみると、ごく自然な組み合わせだと思いますし、とても妖艶だったと思います。

 

花林さんとゆみりさんがいたので「Take me Take you」があると思っていたのですが、こちらは今後の公演に持ち越しのようですね。

 

  • 種﨑敦美さん 五十嵐響子役

色んな意味で一番爪痕を残した人でしょう。

その話をする前に「恋のHamburg」についての話から。昨年のSSA初日で初めてライブにて披露されたこの曲。昨年よりもダンスのキレが上がっていたように思います。間奏のハンバーグをひっくり返す振りがすごく好きです。2日とも日替わりハンバーグに名前がついていて、どちらも金沢にちなんだネーミングでした。兼六園は添えるもの。

インパクトをたくさん産んだのがMC。先ほどのハンバーグの名前は氷山の一角にすぎません。その多くは2日目に集中しています。まずはソロ曲が終わった後のMCにて。ここでは話している内に何度も後ろに下がっていき、そのたびに指摘されていました。最終的には逃げるようにねこさんへとトークを振ります。このあたりからその伝説は始まっていました。

洲崎さんプレゼンツの石川方言クイズでは、「プロデューサーさんのだらぶち!」と罵ってくれます。響子ちゃんにならバカって言われたい。このとき注目したいのは正解した後のポーズ。若干のドヤ顔と共にコロムビアポーズを決めてくれます。

諸々が積み重なった結果、最後の挨拶では前に出てきた時点でどよめきが。その気持ちはよくわかる。そして言葉を紡いでいく中で生まれた名言「Becauseなぜなら」。こんなの笑いますわ。その後が頭に入らなくなります。最後の挨拶はこの当たりから少し流れが変わったと思います。

種﨑さん、笑いと感動をありがとうございます。福岡は現地で見られるのが楽しみです。

 

そのパワフルさは唯一無二です。おまけにきときとでしたしね。力強い歌声はパッションの中だけでなく、全体の曲でも際立って聞こえます。絶対特権は顕著でしたね。ロキエモの2人の声は特に目立って聞こえます。

「Rockin' Emotion」ではWWGでの姿を見ているようなアツいステージを見せてくれました。お互いに背中を預けあうその姿はとてもカッコよかったです。

トリを務めた最後の挨拶では、会場を湿っぽくさせないように、拓海らしい挨拶だったと思います。退場では旗を担いで去っていく姿が勇ましかったですね。いい意味で異質であり、アクセントになる人だと思います。

 

メンバーでも特に古顔で、今までも様々なイベントに登場してきたるーりぃ。この公演ではMCの中心となったり、MCを挟んで2曲連続で歌ったりと大活躍でしたね。また、石川公演のメンバーでのグループラインでは石川情報を提供しており、初日MCでは、るーりぃ出題の石川クイズもありました。チョコミントアイスのボイスを聞けたのもるーりぃのおかげです。

遂に今回は念願のRockThe Beatの2人による「Jet to the Future」を披露。心待ちにしていた2人の意気込みも伝わりましたし、歌声が奏でるハーモニーも美しかったです。2日目のうるうるーりぃにはこちらもこみあげてくるものがあります。涙を見せないために後ろを向いて喋っていたのが、とてもるーりぃらしいと思いました。

そのブロックの最初では昨年に続いて「Sparkling Girl」を披露。あのステージ上で、その体を目一杯使って歌っている姿はとてもロックでした。あんなに動いて、腕を振り回してから、少し空いたらすぐにJttFですもんね…。そしてMC開けにはすぐラブデス。キツイと思いますよ。

 

3rdではロキエモからトワスカへ、4thではロキエモからオーバーのハートビートバージョンを歌って李衣菜へとバトンを渡した夏樹が、今回は初めて李衣菜からバトンを受け取る形となりました。なかなかアツい展開です。その「Rockin' Emotion」は回数を重ねることでどんどん盛り上がりが増しているように思います。いつかこの曲も李衣菜と2人で歌ってほしい。

「Jet to the Future」ではその李衣菜と初めて2人だけで一緒に歌いました。間違いなく2人で歌うのはここまで温存されてきたものだと思います。3rdでも4thでもチャンス自体はありましたしね。万を持して登場したこのチャンスを、画面越しでも生で見られて良かったです。きっとこの2人の歴史を知っている人ほどその思いは大きいはず。

2日目はこの後のMCで安野さんがるーりぃを泣かすんですよね。王子での登場といい、ホント罪作りな人です。その王子では「サンキュ!」という登場のセリフがとても板についていました。さすがロックの国の王子。 

いつも思いますけど、普段はふんわりしているのに、歌っている姿と歌声は本当にカッコいいです。夏樹はこの人が声を担当してくれて良かったなと思いますね。

 

 

ここまで14人のことを書いてきました。みんながみんな素晴らしいパフォーマンスで、私の心の中に確かなものを刻み込んでいます。最後に書くこの人は特に響くものを見せてくれたと思います。もちろん、担当贔屓もありますけどね。

3rdで初披露され、話題をかっさらった「Hotel Moonside」。4thではちっすー、志貴さんと歌い、舞台演出や本人の進化も見せてさらなる高みへと持っていきました。そして今回。初日は地方公演で演出が制限されることもあってか、流石に3rd程の高まりを感じることはありませんでした。それでもあの凛々しいパフォーマンスは健在で、初日の時点では既に満足していました。

圧巻だったと思うのは2日目。本人もMCで語っていたように、2日目の「Hotel Moonside」は過去最高だったと思います。ステージ上での立ち居振る舞いは王子を超えて、もはや王と言っても過言ではないと思います。それくらい、ステージ上での表情には余裕が感じられましたし、ダンサーさんを従えているという表現がとてもしっくりきます。

ゴーヤとかで、かっこいいこの曲は最後かもしれないと言っていましたが、間違いなくこの曲はそのままを保ち続けるでしょう。というか、そうであって欲しいです。

 

1曲にかける話が長くなってしまいましたね。

飯田氏が参加した他の曲で印象的だったのは「あいくるしい」です。初日に「私の願いなんて単純なものだよ」を聴いた時は涙腺が緩みました。ホンマあのボイスでこの曲のフル聴いてみたい。

ライブ終了後のキャストさんのブログやラジオでもちょくちょく飯田氏の話が出ていましたが、相変わらず大人気ですね。気遣い王子の呼び方がすごくしっくりきます。初日終了後には湿布を人にあげていたとか。

実際に王子として登場したおかし屋さんでは2日目にチューリップの国の王子という呼び名を付けられていましたね。そして2番目。

 

 

やっぱりキャストさんそれぞれについての感想を書いていくとかなりの長さになりますね。それに遅筆も加わって、ペースが本当に遅い。言語化できないものは文章として書き起こせないし…と色々書いていく家での悩みはありますが、ライブのことを思い出しながらあの時の感想を書くのはとても楽しいです。ついでに時間の使い方を考えることが増えた気がします。ありがとうシンデレラガールズ

さて、次はセトリ編。宮城の時は演出編と名付けましたが、こっちの名前の方が正しそうなので名前を変更します。

 

もしここまで読んでくださった方、ダラダラと長い感想を呼んで頂き、ありがとうございます。

 


アイドルマスター シンデレラガールズ 5thライブツアー 石川公演 初日 感想 withハンバーグ 海鮮 レモンタルト チョコミントアイス


アイドルマスター シンデレラガールズ 5thライブツアー 石川公演 2日目 のんびりと感想