カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

「アイドルマスター シンデレラガールズ After20」が連載開始&1杯目「川島瑞樹と天ぷらと日本酒と。」感想 夜中に見るのは飯テロ

先週土曜日、12月23日よりサイコミにて、「アイドルマスター シンデレラガールズ After20」の連載が始まっています。

こちらも隔週土曜日の掲載になるようで、現状だとU149と週替わりでの連載のペースです。

 

さてその本編。連載開始の記念すべき第1話、いえ、1杯目について書いていきます。

 

冒頭、お昼の番組のレポーターとして活躍している川島さん。元アナウンサーという経歴も知られているようですし、現在は知名度も人気も十分なアイドルとして描かれています。後で出てくる美容師さんも、川島さんが宣伝する化粧品が大人気になる、という話をしていました。

今回は商店街のお店にやってきてのレポート。戸越銀座商店街のお店について紹介です。

 

戸越銀座商店街オフィシャルウェブサイト

 

私は訪れたところのない場所でしたが、サイトを訪れてみるとゆるキャラがお出迎え。このキャラは2ページ目の扉絵で登場していますね。最初は新しいぴにゃ枠かと思っていました。サイトを見る限りだと、この子の名前は「銀ちゃん」というみたいです。

 

その商店街のお店の中で最初に登場したのが、後藤蒲鉾店さん。名物として、おでんコロッケが紹介されました。

 

店舗詳細 – 戸越銀座商店街オフィシャルウェブサイト

 

川島さんのレポを聞いているだけでも美味しそう。いや、美味しくないはずがない。冬にはこのアッツアツがたまらないでしょうねぇ…。

かぶりついていった川島さん。もう1つ、という姿みたいに、こういったところがきっと人気の理由なんでしょうね。一度頬張って、熱そうにしてからのあの反応。食の幸せを体現しています。この時点で夜中なのにお腹が…。

 

続いて登場したのは、おめで鯛焼き本舗さん。商品名は出ていませんが、おそらくお好み鯛焼きという商品が紹介されました。

 

店舗詳細 – 戸越銀座商店街オフィシャルウェブサイト

 

おでんコロッケに続き、こちらも初めて聞くモノでした。こちらも美味しそう。

鯛焼きの中身はあんこのイメージが強いですけど、あの生地は何を合わせてもアレンジで美味しく頂けそうですし、手軽にお好み焼きが味わえるのもいいですね。ちょっと作り方を見てみたい。

ここで楓さんがテレビ越しに合いそうだと言っていたシュバーテンのラガー。検索だとシュパーテンでヒットしました。これはドイツビールですね。

 

【bier.jp】ドイツビールの通信販売 : 商品カタログ

 

ラガービールの元祖だとか。初めて知りました。ガンガン知識量が増えていきます。生活に生かされるかはわかりませんが。

 

最後に登場したのは斎芸屋さん。

これは調べてもでてきませんので、おそらく架空のお店ですね。この後の話のフリとしての登場のようです。ただ、戸越銀座には天ぷらを食べられるお店もあるようですし、そちらを訪れてみてもいいかもしれません。

さいげ、ですから流石に出来過ぎだとは思っていましたが、やっぱり…。

 

 

ロケが1区切りとなり、夕方の中継を前に休憩に。ずっとカメラが回っていたのであれば、1時間ちょっとくらい生で中継していたことになりますので、結構長い時間のリポートですね。

川島さんは夜に飲むため、ロケ弁は食べませんでした、かわりに10秒チャージみたいなアレ。こういう姿はデキる雰囲気がある川島せんに似合いますね。

飲みに行くため、友人に声を掛けますが、みんな色々とあって一緒には行けない様子。こればっかりは仕方ありませんね。それぞれ環境が違いますし、それこそ川島さん本人が一番不規則なスケジュールで動いていることでしょう。

しかし切り替えは流石この人。寂しさは隠して、アイドル力全開で続きの中継に入ります。このバイタリティを見習いたい。

 

 

ロケ終了後、帰途につく川島さん。その顔からは疲れが…。お疲れ様です。

夕飯を考えながらの帰り道と、お米を切らしての思考の切り替えがリアルに感じます。お米だと切らしたことはあまりないですけど、似たようなことは1人暮らしでよくありますよね。

そんな中、道でふと見つけた一軒の居酒屋。のれんと提灯には「しんでれら」の文字が。

川島さんは気まぐれで入ってみることにしたのでした。

 

そこで出会ったのは、同事務所の楓さん。この世界線だと、2人ともお互いのことを知ってはいても面識は無かったようです。この設定も結構珍しい気がします。

楓さんはこの居酒屋の常連。理由は、このお店にいつもお客さんがいないから。この後の話を見ていたら、その理由が全然わかりません。

この偶然の縁、2人は一緒に飲むことにしました。ここ、既に楓さんがそのダジャレ好きの断片を見せ始めています。2回目に読んで、「飲みかわしま…しょう」と川島さんがかかっていることに気付きました。結構さりげない。

川島さんが楓さんについての印象を思い起こしているなか、楓さんは楽しそうに今日のオススメについて話します。こんな姿を見ていたら一緒に飲みたくなること間違いナシ。

 

2人の会話はお昼のリポートについてへ。

楓さんはその姿を見て食べたくなったと、天ぷらを頼みました。それを見た川島さんの顔色が沈みます。

アンチエイジングのために、今日はこれ以上天ぷらを食べられないという川島さん。やっぱこの人凄いなって思います。プロ意識の塊ですよ。美味しそうに食リポをする一方で、裏ではそのために節制を心掛けていました。

ただ、楓さんはお構いなしにサクサクサクサク。

揚げたての天ぷらを食べ、お酒を楽しむ楓さんの姿に、川島さんも心が揺れます。あんな姿を見せられたらしょうがない。我慢は美容の敵って思考を切り替えられるのもいいいところです。結局、自分がやりたいようにできるのが一番ですからね。

川島さんも天ぷらを注文し、本格的に飲む方向に。そこで、楓さんにオススメの日本酒を聞きました。

そこで登場したのが、斎彌酒造店さん「雪の茅舎 山廃純米」。

 

 

お酒は好きですけど、あんまり詳しくない身としては本文中の解説がありがたいです。

お値段も手が十分届く範囲ですし、いつか飲んでみたいなと思います。

 

リポートの経験からか、語彙力豊かな解説が頭の中で組み上がっていく川島さん。もちろん、こちらの説明もわかりやすいですね。ただ、もっと単純に、そして雄弁にその幸せな気分が伝わってくるのが楓さん。

 

「酒あわせ…!」

 

しばらくはお酒を飲んで楽しんだらこの言葉を使いたいなって思いました。

単純で、それでいて全部が詰まっている気がします。

その姿を見た川島さんも、満面の笑顔に。こうして居酒屋で飲んでいても、人の笑顔を生み出す姿はまさにアイドル、といったところですかね。

 

帰り道、2人になったその姿を見送る店主さんの姿がまたいいですね。のれんを持っているあの立ち姿です。

「しんでれら」が舞台になるなら、この方がレギュラーで登場していくんでしょうか。おそらく今回のように直接話に関わってくることはあまり無いと思いますが、アイドルと同じくらい話のキモになる存在だと思っています。

 

 

1杯目を終え、界隈の評判も上々ですね。

深夜に見たP達がこぞって飯テロだと呟いていました。もちろん私もその1人です。

ここまで見た感じだと、アイドル活動というよりは完全に食事とお酒にスポットを当てるマンガになりそうです。登場するアイドルが変わることによっていろいろな話が紡がれていくのでしょう。

話の視点も今回は川島さんでしたが、次回は変わっていてもおかしくないなと思います。1話ごとのオムニバス形式で、毎度違うアイドルが「しんでれら」を訪れていくのかもしれません。そこにいる楓さんが毎回やってくるアイドルにオススメを教えていくとか。

逆に、冒頭で志乃さんがちらっと登場していましたし、毎回毎回そこを行きつけにするアイドルが増えていく展開かもしれません。キービジュアルも5人でしたしね。

ただ、どちらにしても毎回色々なアイドルが登場してくれそうで楽しみです。

 

元々グルメマンガは嫌いではないですし、食べている姿も美味しそうでした。楓さんの画になる姿も、商店街での川島さんの親しみの持てる姿もそれぞれに良さがありました。お酒と料理には監修の方がついていますし、お酒は酒造さんの協力も得ています。さらには実在の商店街への取材の上で書かれているようですし、今後の更新を楽しみにしています。

監修の方については調べても情報が出てきません。どんな方なんでしょうか。

 

 

 

以下余談。

公開されたその日の夜。帰りのバスを本来降りるところでなく、終点まで乗りました。

その目的はもちろんコレ。

 

 

美味しかった…酒あわせだった…。

お酒も冷やで頼みましたし、合計1,000円以内でそこまで高価なものではありませんでしたが、雰囲気を味わうには十分。

お芋、ホクホク!ピーマン、サクサク!海老、プリプリ!

本編では海鮮の天ぷらということでしたが、ちょうど盛り合わせに中にイトヨリダイがあったのも雰囲気作りに一役買ってくれました。

日本酒はかなり甘口で飲みやすく、のんびり、ちびちびやりながら静かな店内で天ぷらとお酒を楽しみましたとさ。

酒あわせ…。

 

毎回食べたくなってお店に行っていたらかなりの出費になってしまいそうです。そのあたりの下限はきっちりしていかないと。

自分は天ぷらでしたけど、日本酒を買った人や戸越に行かれた方もいらっしゃるでしょうし、消費を生み出す作品になりそうですね。

 

 

もう1つ小話を。

最近追加されたデレステのこちらの1コマ。


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これを初めて見たとき、After20を思い出さずにはいられませんでした。10代唯一の参戦者か?