カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

イベント「バベル」開催!天使と悪魔の悲恋の行く先

 

本日15時より、イベント「バベル」が開催されています。

今回のイベント曲「バベル」は、二宮飛鳥と一ノ瀬志希によるユニット「Dimension-3」の新曲です。

担当の方々、おめでとうございます。

 

 

予告の時点で"天使と悪魔"を2人が演じると聞き、どっちがどっちになるのか気になっていました。

その答えは、天使飛鳥と悪魔志希。

予告の時点で、普通に考えれば飛鳥が天使だけどだからこそ逆も面白いかも、みたいに考えていました。ほぼハズレみたいなもんですが、そっちの可能性も十分あると見ていたのは間違いじゃなかったですね。

報酬の飛鳥特訓後では実際に天使と悪魔に扮した2人が描かれています。これを見たら、むしろ反対が想像できなくなりそう。

 

コミュの始まりでは劇中の2人のモノローグが入ります。

"堕ちていく"という言葉がどちらの言葉にも入りました。天使が堕ちるってのは堕天使から想像しやすいんですけど、悪魔が堕ちるってのはあんまり聞かない表現だなと思います。おもしろい。

ここでいうバベルの塔の頂上ってのは、要は人ならざる存在の世界のことを指していそうですね。権能を失われ、人間へと堕ちるってことなのかな?

コミュのテーマになる「ふたりでの在り方」ってこと、そしてそれぞれのセリフにあった"退屈で"と"幻想の"ってフレーズを合わせるなら、人間になって2人が添い遂げられるハッピーエンドも見えそうです。バベルから堕ちるってのは、神から離れる≒人間になるとも取れますからね。

それを妨げるようなのが、「愛に殉じた」という表現。悲恋とも言われていますし、これはそのまま受け取ればバッドエンドの結末しか見えません。塔から追放され、2人は抱き合いながら文字通り地上へと…。

この2人がどういう結末を迎えるか楽しみにして、イベントを進めたいと思います。

 

  • 新曲「バベル」

LIVEのページで楽曲データをダウンロードした瞬間、始めてプレイした瞬間、どっちもかなり衝撃がありました。

まずイントロから低音が体の中に響いてきます。そして刻まれる電子音。あれで一気に支配される。

歌詞の韻の踏み方も心地よいですし、その後の志希パート「ならばそこでキミは何を見せてくれるの?」が個人的にツボ。ホンマ志希の歌声大好き。ことみんありがとう。

 

今回新曲の「バベル」を手掛けたのは、BNSIのミフメイさん。

 

 

今回初めてお名前を聞いたので調べたところ、シンクロニカのプロデューサーを井上拓さんから引き継いだ方なんですね。曲調にも納得。このEDM調は、やっぱりシンデレラだとイノタクさんの「Hotel Moonside」を連想します。

陰であったご本人達のこのエピソードにもほっこり。

 

 

今後またミフメイさんの曲が聴けるのを楽しみにしています。

 

  • 2つのセカイ MVについて

見ていて圧倒されるMVです。引き込まれますし、魅入られる。

楽曲に沿って塔の中で展開される今回のMVは、上下の反転がかなりあります。反転のカメラワークすごい。

2人が同じ地面に立って歌うシーンは共通パートの一部しかありません。2人のセカイは違うものであり、決して交わることがない。そう言われているみたいな気がしてきます。

しかし、最後のシーンの直前で初めて志希が天井を上にして階段を上るんです。そして迎える塔の頂上。これを見たらハッピーエンドを期待したくなるんだけどなぁ…。ハッピーもバッドも、なんなら他の可能性も見たいのでマルチエンドに対応してくれませんかね。

 

譜面は今回結構難しめになっており、マスプラは久しぶりの難易度31。30ですらキツイ私には別次元です。

マスターも結構クセがありまして、まだフルコンまで届いていません。でも、期間中には辿り着けそう。

今回の難易度なら、クールのユニットでマスターをフルコンすれば金トロまで届かないかな…。

 

  • それぞれのポジション オープニングコミュにて

オープニングでは志希と飛鳥の他、奏とちとせが登場。

奏は志希と飛鳥のどちらともデレステの過去のイベントでユニットを組み、かつ奏のストーリーコミュでは2人が奏の踏み込まれたくない領域に踏み込んでしまいました。繋がりを考えれば、サブで登場するには納得のアイドルだったわけですね。

2人のモノローグの中、突然担当の声が聴こえてビックリしました。元々奏がこういうサブでの立ち回りに向きやすいってこともありますが、それでも担当の登場が嬉しい。

 

ちとせは今回面白い立場だなって思います。

この「Dimension-3」は、デレステ世界線内で初めて2人ユニットの掛け持ちになりました。実際、それについては飛鳥と志希も理由をプロデューサーに聞いていましたし、その回答だった「ふたりでの在り方」をどう見つけるのかがこのコミュのメインになると思います。

ただ、モバマスだと既に無数のユニットが存在するわけです。

志希なら奏とも組んでいるイノセント・アニマや、2つ合わせたらLIPPSじゃねーかってなりますけど誘惑イビルもあります。飛鳥なら、同時登場も何度かある夕美ちゃんとのミステリックガーデン、名前を変えて登場したこともあるサクラ・シンクロニシティなどでしょうか。

そう考えると、ちとせはまだこの世界に入って日が浅く、ユニットはモバとデレステを通してVelvetRoseしかありません。複数のユニットに参加したことがないわけですね。

そう考えれば、今回ユニットでのメンバー被りを解禁したことへの説明にちとせを含めた4名は最適だったのです。ついでに言えば、「Fascinate」の時のコミュでは杏が新アイドルから受ける刺激を話していましたし、今回はちとせがそっちのポジションについたともとれます。

見届ける立場となった今回のちとせがどんな動きを見せるのか楽しみ。本格的に他のアイドル達と絡む初めての機会です。

 

オープニングで言えば、プロデューサーの「観たい」は飛鳥の好みそうな表現ですね。

私も「観たい」組み合わせはたくさんありますし、今後のプロデューサーにはもっともっと頑張って欲しいです。

 

 

今回のイベントは7月28日の20時59分まで。

書きたいことが渋滞した結果、書き上げるのが深夜までずれ込むことに…。

 

ちとせはまだ能動的に他のアイドルへと絡みに行く様子が想像できるのですが、千夜ちゃんはまだ想像できません。

今後近いうちにコミュへ登場する日がくることでしょう。その日が楽しみ。