カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

黒埼ちとせと白雪千夜の登場から1日が経って 主と従者は何故アイドルに?&個人的所感

昨日15時の登場より、さっそく様々な形で話題になっている新アイドルの2人。

イベントコミュはまだオープニングのみのチェックですが、2人のエピソードコミュ1、そしてノーマルの特訓エピソードのをチェックしたことで、ある程度その姿をつかむことができたと思います。

 

  • 黒埼ちとせは何故アイドルに

2人の内、主の方であるちとせさん。千夜さんをプロデューサーがいるオーディション会場へと送り込んだ張本人である彼女は、なぜアイドルを始めたのか。

メモリアルコミュを見る前だと、プロデューサーによるいつものようなスカウトなのかなーと思っていたのですが、メモリアルコミュを見るとかなり驚きな展開に。詳しくは実際に見た方が早いでしょう。

 

特殊なのが、"契約"というワード。アイドル達はみんなプロダクションと契約をしているでしょうけど、ここでの契約はそういった社会的な約束のことではありません。

普通ならファンタジーな物語の中でしか聞かれない、人ならざるモノとの契約。ちとせさん自身がどういった存在かはまだ明確になっていませんけど、そういった意味合いを含む契約でした。

 

彼女を見つけたのは確かにプロデューサー自身でしたが、彼が何かアイドルについて話すよりも前に、彼女はプロデューサーの申し出を受けようとしました。

そのあたりがメモリアル1ではわからなかったのですが、その答えとなるのがノーマルの特訓エピソード。こちらも詳しくは実際に見るべきです。

彼女は自分を求める存在が表れることを知っていました。街中で目が合ってからの行動は勝手に補完するしかありませんが、本当に自分が魅了した相手か、占いの相手なのか確かめていたんじゃないでしょうか。

そして彼女は、自らを求める存在であるプロデューサーに応じ、アイドルになることに。転じて、今度はさらに多くの人々を魅了することを目指し、アイドルとして活動していきます。

 

  • ちとせさんについての所感

アイドルとなった理由が、自分を求める存在がいたから、そしてそれがプロデューサーだったから、という理由は若干よしのんに似ている部分もありますね。定めや占いといった、スピリチュアルな要素が絡んでいるのも共通。ただ、どっちも相当特殊な経緯でのスカウトであり、似た経緯という印象は全くありません。

その出自を含め、相当ミステリアスな部分が多い彼女ですが、人々を魅了するためにアイドルをしていく中で、何を感じ、どんなことを体験していくのでしょうか。今後モバマスの方にも実装されれば、そちらでも様々なお仕事や経験をすると思うのですが、その様子がまだ全然想像できません。

「魅了」というのは吸血鬼の能力として知られているものですし、朝日を嫌ったり、月光浴を好んだりするのも吸血鬼らしいところです。ただ、日光は全然平気そうですよね。ウワサでも末裔止まりですし、流石に本物のサンタよろしく、本物の吸血鬼ということは無さそう。

 

月光浴の趣味については、ひなたぼっこを趣味とする美穂と正反対で面白いなと思っています。ただ、どんな絡み方になるのかはまだ全然想像できません。なんとなーく、美穂は美味しそうって感想を抱かれそうだなって思っています。

昨日から個人的に気になっていたニンニクについては、答えを得たようなはぐらかされたような。質問をしているコンビもぴったりマッチしていていいですね。小梅ちゃん、めっちゃ楽しそう。

 

 

  • 白雪千夜は何故アイドルに

こちらは言葉で表すだけならとっても単純。

お嬢様に、アイドルになれ、そう言われたからです。

メモリアルコミュだと、厳密に言えばオーディション会場へ行けとしか言われていないので、直接そう言われたわけではなさそうですけどね。でも、イベントのオープニングでのやりとりを見た感じだと、会場へ送り出した意図はほとんどそのままみたいです。

そのコミュの中でプロデューサーが、ちとせさんのみにしか許されていないらしい「僕ちゃん」呼びを知っていたので、おそらくちとせさんがアイドルになってからの出来事ではあると思われます。

プロデューサーへの事前相談もナシに送り込まれたようですが、主の意向をくみとった忠実なる僕は自分がアイドルになることが前提条件のように話を進めます。キミ、オーディションは形式的なものなのかって感想を言ってますけど、キミの雰囲気がアイドルにしない流れを断ち切っているよ…。

「合格させてしまった……?」という結末はなかなか珍しいですね。

 

命じられたことをやり遂げようとする彼女の意思。それはとんでもない強さです。特訓エピソードで語られる「私は精一杯、滑稽に演じてみせる」というあたりが私は気に入っています。

アイドルとして活動することをお嬢様の戯れだと言う千夜さん。そんな彼女がアイドルを続ける中でどんなモノと出会い、触れていくのでしょうか。変わっていくこともあるのかもしれない。既にちょこっとだけその片鱗も出ていますし、これについてはまた後程語りたいと思います。

 

 

  • 千夜さんについての所感

まずは結論を一言で簡潔に述べましょう。

 

すごく好き。

 

2人ともノーマルカードを貰って、そのカードを特訓させ、親愛度もマックスとしました。

この最終到達地点の千夜さんがホントいいんですよね。話し方も合わせて、ものすごくグッとくる。あの諦念というかね、どこか自嘲も含んだような言葉。この子は自分の感情を持たない子じゃない。それは必要ない、芽生えた感情も押し殺して、それでも主についていく子なんだなってわかりました。

「お前」という、ある種ぞんざいな呼び方も結構ツボ。予告の時点で声に好感を持っていたのですが、実際に喋られるとさらに刺さる。私、やっぱクールな子好きですね。劇場わいどのハイライトオフな目も善き。

あと、どんな料理を作るのかすごく気になる。あのお屋敷の家事一切を引き受けているでしょうし、家庭的な面々とのエピソードを見てみたいな。

 

既に少し道筋も見えていますが、この子はきっとこれからたくさんのものと出会い、様々なことを感じることでしょう。その中でどういった方向へ進んでいくのかがとっても興味深い。

1つだけ言えるとすれば、彼女は確実にちとせさんの下を離れないであろうこと。どんな彼女を見ていく中でも、絶対にそれは忘れてはいけないことだろうなと思っています。

 

属性についてですけど、このキャラクター性なら普通に考えればクールだと思うんですよ。それがキュート。

勝手な想像ですが、お嬢様と同じところを選んだんじゃないかなと思っています。属性は自己申告制みたいな説もありますし。それか、本人が興味がなくて、お嬢様が指定したのか。

ここを考えてみても面白い。

 

 

  • 主従にまつわるアレコレ

色々と見ていけばわかりますけど、千夜さんのちとせさんに向ける忠誠心は尋常なものではありません。誰が何を見てもわかるか。

そして、千夜さんはそれを楽しんでいると自分で発言していました。同時に、ちとせさんは魅力的な姫君であると。

この2人、一体何があってこういう関係になったんでしょうね。

出身地が同じならば生まれた時からの従者でほぼ決着していいと思うんですけど、ちとせさんは東京で、千夜さんは北海道。さらにちとせさんは帰国子女で海外にいた期間もそこそこ長いみたいです。もしも千夜さんがその時期に一緒にいたならば、もうほとんど幼い時からの付き合いで確定でいいと思います。

で、あるからにはこの2人には出会いのエピソードがあると思うんですよね。果たして千夜さんはその前から今の性格だったのか…それとも…。私の頭の中では、おそらく日の目を見ることはないであろうストーリーが少しずつ浮かび上がっています。しかも数通り。

 

これまでにもシンデレラガールズには、プロデューサーと出会う前からの関係を持つアイドル達がいます。

家族である城ヶ崎姉妹、友人であるニューウェーブ。どちらもアイドルとなってからの出会いとは違う特別な関係性です。形は違えど、それはこの2人もきっと同じ。

1人だからできることもありますが、この2人だからできることもたくさんあります。その手始めが今回のユニット曲。「VelvetRose」だから紡げるこれからの物語も、私は楽しみにしています。

 

 

 

登場してから考えたことの大部分をぶつけることができ、結構満足しております。

まずは目の前のシンデレラフェスではありますが、フェスが終わったらイベントもちょっと頑張りたい。時間の融通もちょっと怪しいですが、1万位以内を目指せればいいなと思っています。1ヶ月半で貯まったスタドリ全部解放すれば行けるかな?ちょっと厳しいかな…。