カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

U149 13話 結城晴② 感想

まーた次回公開までギリギリなタイミングで感想を公開することになってしまいました。流石にこのペースはよろしくないので、次はもう少し早く書くようにしないと…。(2週間後にも似たようなことを言う自分が見える)


今回は結城晴にスポットを当てての2回目。前回は一ノ瀬志希のライブに出演することになり、そこで着る衣装がフリフリだったことで晴が尻込みをしてしまうところまでいきましたね。


今回はその拒絶のところから。
まだプロデューサーは晴がスカートなどの女の子っぽい服が苦手なのを知らなかったようです。コミュニケーションはきっちりとっているとはいえ、アイドル達のパーソナルについてまだ知らないこともたくさんあります。

この後のプロデューサーの対応はきっちりしていましたね。自分の非は詫びつつ、きっちり晴にやるべきことを促します。
梨沙の援護もあり、とりあえずはスカートから試していくことに。志希の実験に対する恐怖も若干含まれていたようですけどね。

スカート着用のダンスで大きくパフォーマンスが低下する晴。自分も昔ジョークでやったことはありますが、これが結構ツラい。スカートの防御力の低さがよくわかります。お陰でロマンを感じることもあるわけですが。
業を煮やした梨沙は晴を叱責。ちょっとした言い争いに発展します。この2人の関係は、強気で来る梨沙に対して、自然体で受け止める晴によってうまいこといっていると思うので、晴もガッツリぶつかっていったらこじれますよね。
梨沙の「普段からアイドルとして意識してれば」という言葉に、晴の方も「梨沙の当たり前をオレに押し付けんなよ」と返し、言い過ぎたと反省した晴はレッスンルームから出ていきます。きっちりスカートは脱いで。
f:id:Mister-P:20170616190358j:plain
U149で何が一番好きかって言うと「眼」なんですよね。意思を感じさせる眼をしています。ここの晴の眼もそういった眼でした。カッコいいわ。ありすの回でも視線の使い方や、決意をした時の眼はかなり引き付けられました。


一方で梨沙も、すぐに言い過ぎたと反省。この子達は本当に小学生なのか…?
梨沙はわたわたするプロデューサーに対して、晴を追うようにと言います。しかもいるであろう場所まで教えてね。ホントにこの2人って相性も仲も良いんだろうなと感じます。

レッスンルームを飛び出した晴は公園で壁サッカーをしていました。この時点では結構頭も冷え、自分の非を考えていますね。そしてプロデューサーに、アイドルは何が楽しいのか?という疑問をぶつけます。
アイドルになった経緯を考えると、確かに晴には「アイドル」に取り組む理由が無いんですよね。責任感はありますし、周りといるのも楽しいからここまではやってきましたが、これまでの言動でも積極的にアイドル活動に絡むことはなかったと思います。チャンスに貪欲だった梨沙とは正反対です。
そんな疑問を持つ晴に、プロデューサーは1つの答えを示そうとします。そうして連れていった場所は、この日志希がイベントを行っているライブハウス。
そこで初めて熱狂している観衆を見た晴は気圧されます。そしてステージの上の志希を見て、そのカッコよさ、そして感じたものにサッカーとの共通点を見出だします。

私もこれに似た経験をしたことがあります。初めてシンデレラガールズのライブをLVで見た時に、盛り上がっている観衆を見て、まるで球場だと思いました。サッカーと野球という競技の違いこそあれど、感じたものは同質だと思います。
高校生の時に自分の高校を応援して、炎天下の中で声を張り上げていた時、こちら側のスタンド全員で応援歌を歌い、プレーごとに歓声や悲鳴が上がる。その熱気を思い出しました。
みんなでコールを入れ、キャストさんのパフォーマンスに歓声を上げる。ライブとスポーツの応援はとてもよく似ています。特に、アイマスはステージ上のアイドルを応援するという意味合いも強いと思うので、スポーツの応援が好きな人の多くは、きっとライブにもハマると思います。


プレーヤーでもある晴はさらにその先、ステージ上にいる自分を思い浮かべます。ここから先は私もわからない感覚ですね。晴はステージのパフォーマンスに熱いものを感じ、その場所への興奮を覚えています。この衝動が、あの苦手な衣装に対する意識を変えてくれるのか、そこが次回の見所ですね。そして2人と志希によるステージがとても楽しみです。



この2週間の間に、奇しくも似たようなシチュエーションの劇場がありました。ゲームでの晴は、なんだかんだ言いながらウェディングドレスみたいな衣装も着てくれる子なので、こうして克服の様子を描いてくれるのは嬉しいです。
プロデューサーも、色々なことをアイドル達と経験していく中で、そのアイドルのことをより深く知っていきます。まだまだ頼りないと感じることもありますが、このプロデューサーはアイドルの良さを引き出していってくれるという期待が持てます。
単行本の発売も少しずつ迫っていますし、こちらも楽しみです。