U149 第5話感想
ありす祭の週末が過ぎ去った月曜日。まずはU149の感想を書いていこうと思います。
ネタバレを結構に含んでいくんでまだ読んでいない人はご注意を。
表紙は今回お休みだったアイドル達のレッスンルームでの様子。梨沙の体が硬いのは以外でした。軟らかそうなイメージはあるんですけどね。
ストレッチを手伝っている晴くんの表情はすごくいい。悪い顔というか楽しそうな顔というか。2人の仲の良さが伺えます。
さて、前回は雑誌の撮影ということで、桃華、ありす、薫、仁奈の4人がお仕事に臨みました。撮影は順調に進んだかに見えましたが、ありすだけが再撮影を求められる…といった感じでしたね。
一応振り返ってますけど全話無料で公開されているんですよね…あまり振り返る意味はないんですけどこれからも書かせてください。
まず自分として反省しないといけないなと思ったのは、前回を見た時点でありすの撮影はよろしくなかったと断定してしまったことです。予想として、今回はありすを否定するんじゃないかと思っていました。
しかしプロデューサーは、撮影がクライアントの要求に答えられないまま終わったこと、自分が納得した結果を残せた写真がダメで妥協されたことで落ち込み、自分の予習の結果の写真が悪かったと思っているありすにこう言います。
「まさか!オレもあの写真すげーいいと思ったよ!」
屈託の無い笑顔で。
撮影が失敗だと思っていたありすにとっては思いもしない一言でした。さらにプロデューサーは最初の写真の方がありすらしいと言い、ありすが撮影に納得いっていないことを指摘します。
これをきっかけにありすは自分の思いを吐き出していきます。その姿を見たプロデューサーがありすに再撮影を提案したところまでが今回。
こうして書いてみて思いますけど、アニメの6~7話と似た様な構図なんですよね。
共通しているのは、ありすと未央がどちらも失敗していると思っていたこと、プロデューサーが結果は失敗だと思っていないことです。
アニメでは、CPPが未央に失敗したと思い込ませてしまい、その誤解を解いたことで事態は収束へと向かいます。
反対に、今回は最初から失敗ではなかったということがありすに伝わり、結果に納得していないという気持ちもわかってくれているということが伝わります。
自分が失敗したと思っている時程、心は弱くなりますし、それを肯定してくれる人を求めます。自分と同じ気持ちでいてくれる人のことを好意的に見ます。失恋の後に、慰めてくれた異性とつきあうことになるという話もよく聞きますね。
このとき、ありすも似た様な気持ちだったのではないでしょうか。一時的かもしれませんが、心を開いてプロデューサーに自分の思いをさらけ出します。
ありすは要求こそガンガンしてきますし、物事にズバッと切り込んできますが、丁度追加されたストーリーコミュでもわかる通り、ありすは本当に強い子で、なかなか自分の心を人には明かしません。抱え込むタイプですよね。抱え込むからこそ人に頑なな態度をとります。
もしもここでありすを責める、もしくはそう思わせてしまったら、間違いなく言い争いになりますし、関係が大きくこじれていたと思います。
ここまではプロデューサーの対応について書いてきましたが、前回からの話の流れで気になる点がもう1つあるので、そちらについても触れていきます。
ことあるごとに、という訳ではありませんが、ありすが桃華を気にする様子をちょこちょこ見せています。
前回は桃華が完璧に撮影をこなしている様子を見てありすに気合いが入っている様に見えるシーンがありました。
そして今回、再撮影中に苦戦するありすと目線が合うシーンがあります。この時、ありすは目をそらしてしまうのですが、これについて面白い考察をされているのを見かけたので紹介します。
桃華は人に見られることを意識することが多かった分、人の目線に敏感で、相手の様子を読み取るのに長けているという解釈です。
この目が合った時にライバル意識に気付き、その後も自分が声をかけてはありすが意識してしまう、と気を回す姿はすごいの一言に尽きます。
デレステではお互いに認め合うライバルとなる2人ですが、まだこちらではありすが一方的に意識するのみとなっています。
最後に今回のお気に入りカット。
すごくキレイな目だとおもいました。月並みな感想ですがこれしか言えないのが悲しい。
次回はリベンジです。この経験を経たありすがどんな表情を見せてくれるのでしょうか。プロデューサーからのありす呼びは解禁されるのか。
2月11日が待ち遠しいです。