カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

デア・アウローラに関する一考察と素晴らしいエンターテイメントをありがとうというお話

お久しぶりです。

当ブログの更新者であるmr@p(ミスターピー)です。

 

1つ前の記事がいつかを確認してもらえればわかると思うのですが、しばらくブログの更新をお休みしていました。約2年半ほど毎日更新を心掛けていたので、これだけブログの期間が開くのはちょっと新鮮な気分です。

元々秋口からあんまり時間がとれない中でも1日1記事のペースでは更新を続けようと思っていたのですが、1日開けてしまう日ができちゃって、これが1つの良い区切りだと思い、リアルの案件が片付くまでブログの更新はお休みすることにしました。

決めたのであればすぐに告知するのがベストなんでしょうけれども、それがずるずるといって、報告が今頃になっているのはとても私らしいなと思います。

だいたい年末くらいには色々と落ち着くと思うので、その頃を1つのメドに普段のブログを再開できたらなと思っています。

 

 

さて、そんな中でなぜこのことを本日書いているのかというと、昨日のライブが自分の心にとてつもない興奮と満足を与えてくれたので、その興奮を少しでも形にしたいと思ったからです。

改めてライブって素晴らしいですね。リアルの状況も合わせて、いつも以上にこの日のために頑張ってきたんだという気分になりました。

一方で、あのライブを映画館のスクリーン越しに見ていると、あの空間を五感で味わいたかったなという羨望もふつふつと湧いてきております。大阪は何とか現地であの興奮を味わいたいな。

 

 

昨日のライブについて、私が何としてでも書かねばならないのはデア・アウローラの新曲「Secret Day Break」です。

実はライブの少し前から、幕張で「Gossip Club」のサプライズ披露があったこと、パンフレットの広告で他の曲持ちユニットと一緒にまだユニット曲のないデア・アウローラがいたことから、新曲があるのではないかという予想がありました。

7thライブは3つの別の公演になるということでしたけど、これまでに開催されてきた周年ライブのことを考えると、同じ名前のツアーとしてある程度の統一性を持たせるであろうことは予想できていました。

そのため、自分はこの説の信憑性がかなり高いと見ていて、初めて聴く曲を美波が歌い出した瞬間、これは間違いなくデア・アウローラの新曲だろうと確信できました。果たして、美波に続いて奏の歌声が響いた時、既に私の手には速水奏のペンライトが握られていたのも当然というわけです。

そんな「Secret Day Break」、初めて聴いた感じだと歌詞がかなり奏に寄っているように感じました。夜や嘘というキーワード、そしてそれを暴いていくという様子から、アイドルとしての速水奏に1つの変化があるのかなと思っています。

まだまだ歌詞がわからないところもありますし、曲自体も1回聴けただけです。おそらく今日もう一度聴いたとしても、つかめないところはたくさん残るでしょう。じっくり聴ける日、そしてコミュが楽しみです。

 

自分は速水奏Pなので、このユニットについて速水奏を基準に考えます。

まず、奏を月と見たてて、それを暴く明るさを持つ太陽が美波なのかなと考えました。ただ、この考えは私のそれまでの持論とは少し異なっています。速水奏が月だとした場合に太陽であるのは、城ヶ崎美嘉だと思っていたんです。

美嘉は奏と同じ年齢かつ、結構似通ったアイドル性を持っていると思うんです。特に、誰かの期待する自分でいようとする信念や、自分の弱いところを知っているところとかがね。

そこで改めて奏と美波について考えた時にふと思い出したのが、神撃のバハムートとのコラボで開催されたイベント「渇きの里と輝きの少女達」での一幕です。

とあるピンチを乗り越えたあとの美波のセリフの中に奏を評するものがありました。

 

「奏さんは頑張り屋さんだと思います。その頑張りを人に見せないところも含めて」

 

もしかしたら細部は違うかもしれませんが、意味は概ね上記のようなものだったと記憶しています。

美波は奏との初対面で奏が自分より年上だと勘違いしたために、そのまま奏のことをさん付けで呼んでいますし、2人の会話でも奏が美波をからかうことの方が多いんですが、この言葉を思い出したことで、やっぱり美波の方が年上だなと思ったんです。

奏よりも年上のお姉さんという視点から美波のことを考えた時、次に思い浮かんだのが「Voyage」でした。

誰かを包み込める優しさを持つ美波。この曲の歌詞には「明日を諦めるには 今はまだ早すぎるから」という部分があります。なんだか、夜明けを歌う「Secret Day Break」に繋がりそうですね。

自分の本心はほとんど言葉で覆い尽くし、なかなかストレートには自分のことをさらけ出さないのが速水奏です。自分の中に抱えたものは、おそらくそのまま抱え続けて自分1人でなんとかしようとします。

そんな奏に手を差し伸べられるのが美波なのかなと思ったら、ようやくデア・アウローラとしての形が1つ見えた気がしました。

 

私の解釈では、美波に似た奏との関係性を持つのがフレデリカです。

ただ、フレちゃんは奏に手を差し伸べるわけではなく、奏にとって一緒にいて癒される、背中を押される存在だと思うんです。一緒にいるだけで奏にとって救いになるというか。

きっと、問題の解決にフレちゃんが手を貸すことはあんまりないと思うんです。でも、フレちゃんの存在があって、それに励まされて奏が問題へと立ち向かう勇気や底力を手にするんです。

これも「渇きの里と輝きの少女達」での姿が自分の考えの根底にあります。あれは速水奏のバイブルだと私は思うので、もっと多くの人に広まって欲しい…。

 

 

ここまでデア・アウローラについて書いてきました。

ここからは名古屋公演初日について、少し書いていきます。

こういうイベントの場合、普通新曲があったらそれが一番の目玉になると思うんですよね。実際、幕張終演後の「Gossip Cllub」への反応はすごかったと思います。

でも今回は、新曲があるのは想定してるよね?さらに驚かせるから、みたいな気概を感じるライブ構成でした。あんなスペシャルゲストを誰が予想するか。

無重力シャトル」の時点の私は、上記のようにツアーの統一性としてこの後に「LOVE&PEACH」が再びあるのかなと思っていました。それを逆手にとったかのように、カバーという共通点を持たせつつ、ゲストとコラボした上でのカバーという形を見せるとは。

応援している贔屓目が多分に含まれていることは否定しませんが、これだけたくさんの驚きと楽しみをくれるエンターテイメントは他にないんじゃないかとさえ思えるライブでした。この"何があるかわからない"感の中毒になったおかげで、私は今を生きています。

何があるのかわからないと同時に、これが見たい!もたくさんあるのがシンデレラガールズです。今回はデア・アウローラでしたが、私はいつかFrenchKisSもモノクロームリリィも、今回は「PROUST EFFECT」を歌ったイノセント・アニマだってユニット曲を聴きたいです。その実現には、やっぱりシンデレラガールズが長く続いて行くことが一番の近道だと思っているので、これからも変わらず応援し続けていく所存であります。

 

実は今日もお昼間はやらなければならないことをやって、午後からLV会場に向かおうと決めていたのですが、2日目が楽しみ過ぎてあんまり集中できなかったので、感情の言語化という形でこうしてブログをカタカタやっています。

今日を終えたら、また現実へ帰ります。2月を励みに、毎日を頑張らなければ。

 

 

 

 

 

 

余談。

「Secret Day Break」、今イベントが開催されたら相当キツイ…。

去年は奏がスタラン15までキツイ方だったから今年はせめて楽な方で…。