カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

夢見る少女の好きな場所

日常ではありえないGW10連休が終わり、生活は日常へと戻っていきました。

10連休という非日常、その最中、私は自らの欲望のためにあがいていました。

 

 

平成最後の日、4月30日。

デレステでは定番のことですが、月末と言えばガシャの更新ですよね。

この春は立て続くジュエルの出番(フェス限ありす→限定奏→トライアド凛→主従)に追われ、ロクに貯蓄の無い状態で迎えたこの日。少し前から私は、頼むから今はやめて…今だけは…と思っていることがありました。

それは、限定小日向美穂

ずっとずっと予感はしていましたが、それでも今だから回したいと思うガシャばかりが続いた日々、このタイミングで登場されると私はさらなる悲しみを背負うことになる。

贅沢なものですよね。登場してくれる、活躍を見せてくれることは一番の喜びでありながら、そのタイミングを遅れた方が良いと思うのは。似たことを考えた方もいらっしゃるとは思います。相反する感情ってのはなかなか厄介なものです。

この辺りは巡り合わせもあるのでなかなか難しいですよね。

 

そしてみなさんご存じの様に、4月30日、新たなシンデレラフェス限定アイドルとして小日向美穂が登場しました。

 

0810-mister-p.hatenablog.com

 

10日以上経った今でも、この姿を私は何と評したら良いかわからないんですよね。気の利いた言葉が見つかりません。

"かわいい"だけだと決定的に足らないものがあるんです。そしてそれは、私が今回絶対にこの美穂を引きたいという決意を強固にするものでもありました。

とは言っても、私の手元のリソースは有限。使えるジュエルは限られています。

まずは何とか貯まっていた10連分。もちろん、この1回で出るわけもなく。

 

本来ならば既に絶望を覚える段階です。

ただ、非日常が幸いしました。期間はGW、例年無料10連が開催されるタイミングです。少なくとも3回はジュエルを使わずにトライするチャンスがあるだろうという目算は月を跨ぐ前からありました。

そしてその期待通り、5月の頭から無料10連がスタート。天の恵とはこのことか。天、いや千の惠でしょうね、シンデレラ的に言えば。

結局この10連×3回で引くことはできませんでしたが、それだけ回数を稼いでくれたら十分です。結局のところ、確率に対する一番の攻略方法は試行回数を増やすことですから。

そして短い期間ではありましたが、これまでのガシャ同様に最終日までの作業が始まります。

それは、コミュの閲覧とアイドルの特訓。今回だと、2回分のイベントのコミュがあった他、まだまだ特訓できていないアイドルは数多く残っていました。

おかげで最終日までに、無償石でさらに20連分を確保。期間ギリギリになりながら、この数を突っ込みます。

しかし、これだけではまだお迎えできませんでした。

私は今回1つの目安として、無償石を全て突っ込んだ後、スカチケについてくる10連チケを区切りと定めていました。つまり、残るチャンスはスカチケのみ。

無料期間が終わった後でアイドルを選べるようにこのタイミングでスカチケセットを購入し、いざ最後の10連。

 

 

ガッツポーズと共に、安堵の溜息が漏れました。

自分の想いが成就する瞬間、やっぱり格別のものがありますね。

優しい表情に、無垢を思わせるその姿。我が手元で見ることができた事実に感謝したいと思います。

 

その勢いのままというのはおかしいですが、引けた2日後、天気も良かったので記念にひなたぼっこへとでかけました。

 

 

近くに手頃な木陰がなかったのは残念でしたが、30分以上はお天道様の下で寝転がっていたと思います。ポカポカ陽気に加え、ほどよく風が吹いていたこの時間は本当に心地よかった。

普段から太陽光を浴びる機会はたくさんありますが、その光を浴びるためだけに行動するってことはなかなかありませんよね。私自身、ひなたぼっこは子供の頃以来だったと思いますが、すごくリフレッシュできました。

ついでに、よく作品なんかで見る顔の上に本を乗せる意味もわかりました。アレがないと相当眩しいです。手提げの中にクリップボードが入っていたので、それで代用しましたが、無かったらひなたぼっこどころじゃなかったかも。…新宿プロデュース特典だったトライアドのクリップボードじゃないですよ?

 

GWの最中ですが、休みだからこそ人が少ない場所もあるんですよね。それがわかっていたから、今回はこの場所を選びました。徒歩圏内で良かった。

斜面に寝転がって日の光を浴びて、何も考えずにぼーっとする。童心に帰ったとは言いませんが、こういうシンプルな時間の過ごし方っていいですね。

同時に、美穂がこの時間を好む理由がわかった気がします。私にとっても、大切な時間でした。流石にこれからはどんどん気温が上がっていくので難しくなりますが、また丁度良い気候になったら、こうして芝生へ体を投げ出したいと思います。

 

 

少し前から、このひなたぼっこと美穂に関してちょっとストーリーの一端が浮かびつつあるんですよね。

未完のまま放置してしまっているもののリハビリがてら、どこかで久々にSSを書きたいなぁ。初夏が旬の話題なので、それまでに気力と時間をとれるといいな。