カナシブリン

主にシンデレラガールズについて思った事をつづっていきます

このおとぎ話が、いつまでも続きますように

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2019年4月1日、様々な場所で1日限り、あるいはもっと短い時間限定での"ウソ"が展開される中、デレステでは限定イベント「乃々を探せ!レベル41!~ののと不思議な絵本~」が開催されました。

マインスイーパーをクリアしながら、EDまでのストーリー解放を目指します。

この不思議な物語にはどのような結末が…?

 

 

といったイベントでございました。

久々にマインスイーパーやりましたね。昔よくやってたのが懐かしい。途中までゴールにさえ着けば良いことに気付かず、律儀に全開放してからゴールへ向かっていました。おかげで時間がかかるかかる…、

編成は、奏、文香、凛、ありす、志希の5人。特技の効果を全て揃え、クールタイムだけ2枚にした形です。最初に担当3人を編成した後に美穂を編成したかったのですが、特技が被ってしまうので断念。そこで、それまでのストーリーで登場した2人を加えた結果、このパーティーになりました。

 

 

以下、ストーリーについての感想を。

最後までクリアできず、来年までネタバレを踏みたくないという方は回れ右です。

 

プロデューサーが忙しいのはわかっているけども、構ってほしいと思う自分もいる。とってもかわいらしい想いですよね。その想いが夢という形で不思議な世界を創り出し、そこで冒険が繰り広げられるというストーリーでした。

夢といえば、一昨年のエイプリルフールもニュージェネ3人が夢の中で見たお話でしたよね。ただ、その時と今回ではテイストが結構違いました。

今思えば、あの時のMVが2Dリッチの走りでしたよね。

 

 

今回のイベント、司書さんが要所要所で物語というフレーズを使いました。しかも、イベントページで話す2種類のセリフにはどちらでも使われています。

そしてその2種類は、「貴方と、貴方の周りの少女たちの物語が、幸せなものでありますように」「終わりのない物語。それはなんと、心躍るものなのでしょう」です。タイトルにもしましたが、後者の方はイベントMVの最後で乃々が最後に願ったことでもあり、そこへかかっているように思えました。

発想が飛躍しているかもしれませんが、私はこれをシンデレラガールズそのものとして捉えていいのかなと思っています。シンデレラ達の物語が、これからいつまでも続きますように、と。季節のイベントとしては七夕みたいですね。

 

最近の私はシンデレラガールズについて、たくさんの物語の交錯が好きになったんだろうなと思っています。そしてこれまでに紡がれてきた物語と、これからさらに紡がれていくであろう物語を。

だから、VelvetRoseのコミュで物語というフレーズが使われたことが嬉しかったですし、今回もこのフレーズが特別に使われていたことが、自分の想いとシンデレラガールズが向いている方向が同じように感じられました。

このエイプリルフールも、森久保乃々だから紡げた物語です。きっとこれからもその子だから描ける物語がたくさん生まれることでしょう。

 

 

感想としては上でひとまずの完結なのですが、他で気になった部分もあります。

深く読み込むことができなかったので、最終的にそれが何を指し示すのかはわかりません。ただ、アリスの物語の中は他の物語と比べてちょっと異質だったように思います。示唆的…でいいのかな?

おとぎ話の登場人物の中で唯一、テキストが「森久保乃々」表示だったチェシャ猫さん。志希のキャラもあってか、メタなセリフも違和感がありません。「胡蝶の夢」を連想させるようなことも言いましたし、まるで一ノ瀬志希本人があの世界にいるような様子でした。

目立ったのは志希でしたが、狂ったお茶会の方もメンバーもに色々含みが感じられます。3人とも元のキャラは原典にいるキャラ達ではあるんですけどもね。

まずは帽子屋さん。夢の中の世界で、現実には興味が無いという日菜子がキャスティング。夢の中でありながら、眠り続ける眠りねずみ。もっと言えば、寝言のように言っていた茶番という言葉が何を指していたのか。そして三月ねずみ。智絵里がキャスティングされたからか、原作とは違って親切でしたが、この4月1日に三月ねずみというのが気になりました。

偶然と言えば偶然なのかもしれませんが、なーんかそれぞれ釈然としないものを感じます。掴みきれない自分が歯痒い。

 

それはそれとして、担当の思わぬ出番が可愛かったです。


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奏はどこかで茶番ってセリフがあったような…無かったような…。自身が無い…。

どちらにしろ、そのセリフが読み解けなかったからこそ、このアリスの世界が引っかかったのかもしれません。

先日自らの物語の幕を開いたありすが、"アリス"として物語に登場したことも嬉しい。

 

ハマり役としては、司書である文香はその声の落ち着きがとっても心地よかったです。まるで「銀河図書館」の世界に訪れたようでね。ストーリーテラー文香の活躍はもっと見てみたい。

 

 

1日明けた本日は、新しい物語の紡ぎ手と出会う日ですね。

楽しかった昨日に分かれを告げ、次のページをめくりましょう。