カナシブリン

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藤田麻衣子さんセルフカバーによる「in fact」の一部が公開中 3月20日発売の新アルバムに収録予定

 

 

3月20日に新アルバムの「wish」を発売される藤田麻衣子さん。

この新アルバムに収録予定である「in fact」の一部が、公式のTwitterInstagramにて公開されています。

この曲は橘ありすのソロ曲で、藤田さんはこの曲の作詞・作曲を担当されました。本人によるセルフカバーが音源化されるのは今回が初めてです。

 

 

実際に聴きくらべていただきたいので、コロムビアさんの試聴を掲載しておきます。

こちらは前奏が入っていますが、だいたい公開部分と同じあたりを聴くことができます。

 


【楽曲試聴】「in fact」(歌:橘ありす)

 

こうして聴くと、ありすの方もとても切なく、悲しいものではありますが、まだどこかに救いがありそうだなと思えます。それはきっと彼女が12歳であり、これからまだまだ取り戻していく時間も変わっていく余地もあるから。

また、少し淡々としているのはまだ彼女がそういう感情にどう向き合うべきなのかわからないからだと私は思っています。こちらについても、最後に辿り着くところはどうあれ、自分の心を知って欲しいと思う少女の願が叶う未来もあるんじゃないでしょうか。

 

対して、藤田さんの方は全てが終わってしまって取返しもつかなくなってしまった後のように聴こえます。サビ前のあの音がよりそう感じさせるのでしょうか。

ありすの方ではまだ自分がどうすればいいのかわかっていない少女に対して、こちらの女性はさらけ出せない自分を知っていながら、それをどうやっても形にできない諦念や悔悟を抱えているように私は思いました。

現在聴くことのできる部分は本当に一部ですし、フルを聴くことによって印象の変わる部分もあるでしょう。何事も最終的な答えは全てを見届けてから決定するものですから。この女性は最後にどのような表情を浮かべているのでしょうか。

 

藤田さんの感情の込め方ってすごいですよね。以前イオンモールのフリーライブに参加して以来、私はすっかり魅せられています。

個人的に一番好きなのは、「君が手を伸ばす先に」です。おかげでちょっと「緋色の欠片」まで気になってきてる。また、以前フリーライブで聴いた「やるしかない」も結構心に響きました。

切ない曲調も多く、感傷に浸りながら聴く曲が多いのですが、反対にとても元気づけられる曲もあるんですよね。説得力と頼もしさがすごい。

今月は大和郡山でフリーライブがあるみたいですし、都合を合わせることができればまた歌声を生で聴きたいな。

 

 

 

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